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その翻訳ちょっと待った!【多言語Webサイト制作のポイント】


こんにちは!多言語Web制作を担当しているミスターKです。
英語SEOのブログではありますが、「英語SEOを行っている=外国語サイトを持っている」と思いますので、今回は多言語Web制作の観点でお話しさせていただきます。
今回はテーマは「その翻訳ちょっと待った!」です。

外国語でサイト制作をする際に必要になってくるのが「翻訳」です。弊社の場合、主に英語での制作が多く、1言語だけの場合もあれば、複数で制作したいというご要望も多くあります。ちなみに中国語は本土向けだと「簡体字」、台湾や香港向けだと「繁体字」となり、中国語でも2種類あります。

さて、通常翻訳を行う場合どのようなフローになるかというと、
①日本語原文を元に翻訳(日→外国語)
②翻訳された文章をネイティブがチェック
③さらに最終的な翻訳文章をチェック(ダブルチェック)
このような翻訳が一般的です。(※他社も含めた一般的な翻訳フローで、弊社の場合はさらにトリプルチェックを入れていますが…)

まず「①日本語原文を元に翻訳」というステップですが、実はこの前に検討しておく事項があります。それは、「その原文は外国人にわかりやすい表現になっているのか?」ということです。

例えば、ホテルを例にとってみましょう。
ホテルを紹介する文章を考えたときに、日本人向けには以下のように説明していたとします。
「部屋に備え付けのお風呂はバスタブが非常に広く、ゆったり肩まで浸かれます。」
しかしながら、お風呂に浸かる習慣があるのは日本人くらいで、ほとんどの国ではシャワーを浴びるだけで済ませてしまいます。
大浴場や日本式のお風呂をアピールするのはよいと思いますが、部屋にあるお風呂で上記のようなアピールを外国人にしてもピンとこない方が多いでしょう。

あとは場所を説明するときも要注意です。
例えば、「東京」を知っている外国人はたくさんいると思いますが、「品川」を知っている外国人はどのくらいいるでしょうか?
あるいは地方に行けばいくほど、日本人が知っていても外国人が知らない地名というのはたくさんあります。
たいてい日本語サイトは日本人向けに作られているため、その地名に対する説明が省かれている場合が多くあります。
それを多言語展開する際に、そのままの日本語原文で翻訳を行ってしまうと、外国人には「?」な文章になってしまうことがあります。
もちろん翻訳する際にそれを考慮して翻訳してほしいという声もあると思いますが、日本語原文を曖昧なままに翻訳を進めてしまうと、翻訳者に依存する文章になってしまうため、あまり良くありません。

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加瀬雅彦
投稿者: 加瀬雅彦/Kase Masahiko
COO/運用型広告チームマネージャー
海外Webマーケティング事業に10年以上身を置き、2014年8月に代表徳田と共に世界へボカン株式会社を設立、取締役に就任。
英語Google広告運用、ソーシャルメディア広告、アクセスログ解析、英語サイト改善など、数多くのプロジェクトに携わる。
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