海外マーケティングブログ
掲載順位によって大きく変わるアクセス数
- 2011.07.22
- 海外SEO
こんにちは。
ポータル・ジャパン株式会社、Webディレクターの久保です。
本日は、掲載順位とアクセス数について
書かせていただきます。
SEO対策の主な目的は、
ターゲットキーワードで上位表示をさせ、ユーザーを獲得することです。
それでは、上位表示された順位とアクセス数にはどのような関係があるのでしょうか。
SEO対策を行っている方で、トップ10位以内に入れば成果と考え満足されている方も
多いのではないでしょうか。
ロングテールキーワードのSEO対策の場合を除いて、
2ページ目以降(11位~)はクリック率が著しく下がる為、
トップ10位以内に入るのは大前提かと思いますが、
ではトップ10位以内の順位ではアクセス数はどの程度変わるのでしょうか?
1位だった場合、6位や7位や8位だった場合、
どの程度のアクセス数の開きをリサーチした興味深いデータがあります。
オンライン広告ネットワークを運営する「Chitika」の昨年のデータに
1位から10位までのアクセス数が記載されていました。
http://insights.chitika.com/2010/the-value-of-google-result-positioning/
1位がダントツにクリック数が高く2位以下から急激にクリック数が
低くなる見事な右肩下がりの線を描いています。
こちらの表を見ると、
1位が全体の34.35%を占めています。
表示回数が10,000回あったとしたら3,435回ものアクセス数を
1位のサイトが獲得することになります。
2位だと16.96%⇒1,696回
3位だと11.42%⇒1,142回
4位以下は1ケタとなり、11位以下(2ページ目以下)は
ほぼ1%未満です。。。
同じ1ページ目だとしてもいかに上位表示が重要か
お分かりいただけると思います。
このデータに基づくと上位3サイトが全体のアクセス数の
6割強を占めることになります。
今回の「Chitika」指標は若干古いのですが現在でも
ほぼ同じことが言えると思います。
SEO対策を実施し、アクセス数を伸ばすことを考えるときには
1ページ目はもちろんのこと、上位3位、せめて5位以内を目標にしたほうがよさそうですね。
なお、余談ですが、
弊社のクライアント様で中古車販売WebサイトのSEO対策を行った際、
1位、3位、7位を独占したことがあったのですが、
その際にも1位になったキーワードからのアクセス数が最も多かったです。
タイトルやディスクリプションの書き方によってアクセス数も変わってくると思いますが
今回の結果を見て1位の効果を再確認することができました。
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