コラム
Column
こんにちは、多言語Web制作を担当しているミスターKです。
だいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
さて、今回はWebサイト制作時のポイントについて記載させていただきます。
以前、「そのサイト、外国人から見てどうなの?【多言語Webサイト制作のポイント】」でも多言語Webサイト制作のポイントについて触れさせていただきましたが、その続きとなります。
多言語でサイトを制作する際の日本語サイト制作との違いとなる要因としては以下のようなことが挙げられます。
・言語が国によって異なる
・ターゲットが外国人なので、日本に対する知識が浅い
・国によりPC環境が異なる
・日本から海外までの距離がある
上記のような要因が多言語サイト制作の際に様々な違いを生み出しています。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
■サイトの言語設定【言語が国によって異なる】
HTMLがどの言語で書かれているかを設定するものになります。
意外と忘れがちであり、サイトがきちんと言語設定されていないものも見かけることがあります。具体的には以下のような記述をheadタグの上にそれぞれ設置します。
lang=”zh-cn”
(日:ja、英:en、繁体字:zh-tw、簡体字:zh-cn、韓国語:ko)
■中国語繁体字【言語が国によって異なる】
中国語繁体字は句読点が文字と文字の中央にくるものが一般的です。
そのためには、言語の設定とCSSのフォントの設定を行う必要があります。
(ただしブラウザによっては表示不可、例.Googleクローム)
■地図、Googleマップ【ターゲットが外国人なので、日本に対する知識が浅い】
クライアントがすでに持っている日本語の地図を利用する場合、それが外国人に見やすい地図かどうかを必ず検討する必要があります。主要な駅からの地図などに変更する必要があれば、事前にクライアントに確認し、修正をするなどの対応をします。
また、Googleマップを使うことも増えてきていますが、以下の2点の注意が必要です。
・Googleマップは読み込みに時間がかかるため、ページの表示がやや遅れる。
・URL内のスクリプトを変更することで言語の表示切替が可能。ただし、地図内は全ての言語に対応しておらず、言語が変わるのは地図周りのテキスト等。
■サーバーについて【国によりPC環境が異なる、日本から海外までの距離がある】
サーバーについては国によって対応すべき処置が異なってきますが、特に中国からのアクセスに関するサーバーの問題は大きいと思います。こちらについては弊社スタッフ久保が先日投稿した「中国語Webサイトのサーバ管理について」という記事で触れています。国によってはPC環境やインターネット周りの環境が大きく違ってくるということと、日本からの距離などにより、どこのサーバーを使うべきかということが変わってきます。
以上のように多言語サイトを制作する際に気を付けるポイントは多くあります。
そのため、少々手間や時間がかかるということもあり、海外向けにサイトを作るということに躊躇してしまいがちです。
ただ私が思うのは、いきなり多言語展開をしようとすると確かに上記のような国ごとの違いを考慮するなど細かい変更がありますが、まずはどこにニーズがあるのか、きちんとターゲットを見据えて、言語を絞りアタックしてみるという方が堅実だと考えています。
まずはしっかりとリサーチを行い、どこの国にターゲットを絞るかというステップを踏む必要があると思います。
(ターゲットを絞り込む際に役立つツールについての記事はこちら→グローバルWebマーケティングに役立つツール)
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