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多言語サイトのSEO対策に適したドメインはどれ?? オーストラリアSEO編
- 2011.11.28
- 海外SEO
こんにちは。 ポータル・ジャパンの久保です。 .jp .co.jp .com .net .info .biz、、、 世の中には様々なTLD(Top Level Domain)が存在しますが 多言語サイトでSEO対策を行う際に適したドメインは どれでしょうか? 基本的にどのドメインでも対策は可能なのですが ターゲットとする国がすでに決まっている場合は以下のようなポイントを考慮して TDLを選ぶと上位表示されやすくなる傾向があります。
例:オーストラリアで上位表示させたい場合 GoogleはccTLD(country code Top Level Domain)をターゲット国の シグナルとして判断するためオーストラリアのccTLDである 「.au」を取得できることが望ましいです。
(サーバもオーストラリアでホスティングしていると更に良し) 但しこのccTLDの取得は 現地法人が必要だったり、その国に属している団体であったりする必要があったり、 誰もが自由に取得できるわけではありません。 (国により取得のルールは異なります) もし、ターゲット国のccTLDの取得が難しい場合でもご安心あれ。
グーグルウェブマスターツールで地域ターゲットを設定すれば ccTLDを持っていなくても「この国がターゲットですよ」と Googleに伝えることができます。
※但しccTLDでは地域ターゲットを設定することができないためご注意を。
では、 ccTLD以外のgTLD(generic Top Level Domain)ではどうでしょう?
ビジネス用で誰でも取得可能なgTLDには以下のドメインがあります。 .com .net .info .biz よく見るドメインですね。
これらのgTLDであれば地域ターゲット設定を行うことができるため どれでも良いかと思いますが1つ注意しないといけないのは 「.infoドメイン」です。 .infoドメインの特徴として以下が挙げられます。
・安いためスパムサイトによく使用される。 ・.infoドメインサイトへのアクセスが不安定となる場合がある。 ・上位表示されにくい傾向がある(??) 3つ目はあくまで感覚値ですが、 弊社で実績のある以下のキーワードでGoogle.comの上位100位に .infoドメインのサイトがあるか調べてみました。
(2011年11月27日現在) ——————————
Japanese used cars:0件
Metal stamping:0件
Tokyo apartment for rent:1件
Japan tours:0件
—————————— わずかに1件のみでした。
もちろん.infoでSEO対策ができないワケではありませんが スパムサイトというイメージがあったり、アクセスが不安定になったりする 可能性があったり、可能であれば使用しない方がベターかと思います。 途中で話が逸れましたが、ターゲット国がすでに決まっている場合、1.ターゲット国のccTLD。 2.「.infoドメイン」以外のgTLDドメイン。 (その後、グーグルウェブマスターツールで地域ターゲット設定を行う) のどちらかのドメインを選ぶようにすればひとまず良いかと思います。
但し、 弊社のお客様でも日本のccTLDの「.jpドメイン」で 海外の国をターゲットに上位表示させているケースもありますので すでにドメインをお持ちの方は無理に新しいドメインを取得しないでも 対応は可能かと思います。 以下の記事もぜひご参考にしてください。
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