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簡単にGoogleのパーソナライズ検索を無効にする方法

執筆者

Kubo Yohei

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こんにちは
ポータル・ジャパンの久保です。
最近、Googleアカウントにログインしていないユーザーにも
パーソナライズ検索※が適用されるようになりましたね。
※パーソナライズ検索とは、ユーザー個人の過去の検索履歴を基に、
 興味や関心事にあわせた最適な検索結果を返すGoogleの機能です。
・参考:Personalized Search for everyone
そのため、Googleで検索をしてもパーソナライズ化されてしまい、
正しい検索順位が計測できない場合があります。
パーソナライズ検索を無効にする方法は、
一手間かかってしまいますが、ブラウザのウェブ履歴を削除する、Chromeのパーソナライズ無効化設定を行う等の方法があります。
・参考:Googleのパーソナライズ検索を無効にする方法
しかし、今回はもっと簡単にパーソナライズ検索を無効にする方法をお伝えさせていただきたいと思います。

その方法は、SEOMOZが提供している「SEO Toolbar」をChrome、もしくはFireFoxのブラウザにインストールすることです。
SEO Toolbar for Firefox & Chrome

まずSEO Toolbarページの右下のダウンロードボタンからツールバーをインストールします。

そうすると上記のように検索画面の右側に「SERP Contorol Panel」というパネルが表示されます、そしてパネル内にある「Google US (non-personalized)」のリンクをクリック。
これだけでアメリカ版のGoogle(Google.com)でパーソナライズ検索が無効の状態を作り出すことができます。
(Yahoo!やBingについても同じようにパーソナライズ検索を無効にできます)
試しに行っていただくと検索順位の違いが分かるかと思います。
また、
デフォルトの状態はUSだけですが、新たな国を設定することもできます。
その方法も簡単にご説明させていただきます。
まず、SERP Contorol Panel内の「Add New Profile」ボタンをクリック。

 
そうすると新たに上記のウインドゥが現れます。

1番上のプルダウンで検索エンジンの種類をGoogle、Yahoo!、Bingの中から選択し、2番目のプルダウンで国を選択します(Rejion、Cityはアメリカやイギリス等、一部の国のみで選択可能)。最後に1番下のテキストエリアに任意の名前をつけて完了です。(ここでは香港のGoogle用のフィルタを作ったので”Google HK”と名づけました)

1番下にGoogle HKが追加されたのが確認できました。
これで検索後にGoogle HKのリンクをクリックするとhttp://www.google.com.hk/でのノンパーソナライズ検索結果が表示されます。
非常に簡単で便利ですね。

また、こちらのツールバーをインストールしておくと、SERPs(検索結果画面)でPA(Page Authority)、DA(Domain Authority)のオーソリティスコア、Root Domains(被リンク数)の数値も見ることができ、SERPs上で簡単な競合調査を行うことができます。
弊社としては検索結果のパーソナライズ無効化、SERPsでの競合調査を行うために重宝させていただいております。
よろしければ使用してみてください。

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