海外マーケティングブログ
Google Analyticsマルチチャネル:コンバージョン経路分析
- 2012.04.10
- 海外市場調査・分析
こんにちは。ポータル・ジャパンのBennyです。
最近、Google Analyticsに新たな機能が複数追加されており、今回はその機能のご紹介を出来ればと思います。
これまで、アナリティクスではユーザーがゴールに辿りついた際に、そのユーザーが最後に訪れたサイト、検索、広告、キャンペーンを参照元として見ていました。しかしながら、更にもう一個前に訪れたウェブサイト、検索、広告、ソーシャルメディア等がコンバージョンにどのように貢献して、どういった役割を果たしているか確認する事が出来ませんでした。
まだ完全な機能ではありませんが、昨年リリースされたGoogle Analyticsからマルチチャネルファネル(Multi-Channel Funnel)を使用する事で、この問題を解決する事が可能です。
マルチチャネルレポートは、コンバージョンに到達するまでのマーケティングチャネル(ウェブサイト、検索、広告、ソーシャルメディア)の関係を示すレポートです。レポートは各コンバージョンから30 日間前までの経路や一連のインタラクション(クリックや参照)を元に作られます。
ユーザーが商品を購入する前に、購入したい商品を検索したり、商品についてレビュー、口コミ、Q&Aサイトを閲覧し、情報収集してから広告をクリックしているとします。
このような時に、マルチチャネルレポートでを元に下記のような5つのデータを抽出する事が可能です。
- 他のチャネルがコンバージョンにどのように貢献しているか
- コンバージョンまでどれぐらい時間が掛かったのか
- コンバージョンまでに経路
- 一番効果的なコンバージョン経路
マルチチャネルレポートのメリットとしては:
- すべてのマーケティングチャネル一つのレポートで確認可能です。
- マーケティング努力の価値を理解する事が可能です。
- お客様のコンバージョンまでの行動を分析が出来ます。
- チャネルのパフォーマンスによってマーケティング戦略と予算管理を改善が可能になります。
是非、下記の動画を参考にし、使ってみてください。
マルチチャネルレポートの紹介動画(日本語字幕が付き)
マルチチャネルレポートのウォークスルー動画(英語のみ)
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