コラム
Column
こんにちは。ジャパンプロモーターの村山です。
先日、グーグルは、「世界のスマートフォン利用に関する大規模調査」の2012年版を公開しました。今回は、対象地域を 40か国以上に増加し、スマートフォンの普及状況、利用状況に関して調査・分析を行ったとのこと。
「スマートフォンの利用状況」、「モバイルインターネットの利用状況」、「主な操作」、「モバイル広告」、「モバイルローカル検索」、「モバイルショッピング」等の6つのカテゴリに分かれており、かなり興味深い内容がまとまっていました。
(調査概要等については、 特設サイト「Our Mobile Planet」(www.ourmobileplanet.com/ja)で、閲覧できます。)
今回は、こちらの調査に関して、少し記載してみたいと思います。日本国内でもそうですが、特に海外向けにウェブマーケティングなどをご検討の皆さまには「スマートフォン」、「ソーシャルネットワーク」などのキーワードはとても重要です。まずは、市場を知ることからスタートですので、是非、ご一緒に見ていくことにしましょう。
試しに、弊社でニーズの高いアメリカ、中国と日本を比較の対象として見ていきたいと思います。(*韓国、台湾、香港などのアジア地域も見てみたのですが、データがないとのこと。)
まず、普及率ですが、 アメリカ、中国、日本の順となりました。意外と他国に比べ、日本のスマートフォン普及率は低い結果となりました。アメリカでの普及率は50%近くで、2人に1人はスマフォを持っている状況になります。
続いて、他のメディアと比べてのスマートフォンの重要性についてのグラフを見てみます。テレビとパソコンと比較したものを用意しましたが、中国と日本は似た傾向が見られます。ただ、中国の方が全般的にスマートフォン重視の傾向にあります。特にテレビより重要で、且つ、面白いという人が半数以上もあり、非常に興味深い結果になっています。今後スマートフォンがより使いやすくなるにつれ、世界的にも今後この傾向がより顕著になっていくでしょう。
続いて、スマートフォンでの購入経験を見てみました。中国では半数以上がスマートフォン経由で商品・サービスを購入したことがあるとの結果となり、アメリカ、日本と比較しても突出しています。中国人がいかにスマートフォンを活用しているかが見て取れます。
さらに、最後にもう一つ見てみました。スマートフォン経由で購入した際の場所です。日本は自宅購入型、中国は外出先購入型という顕著な結果になりました。中国を見ると、職場でも公共交通機関でもどこでも、気に入ったものがあれば購入するという面白い傾向が見て取れます。
今回、グーグルが行った調査結果をいくつか見てみましたが、今後、海外向けWebマーケティングを考える上で、スマートフォン対応もしっかりと認識していかなければなりません。アメリカ、中国をサンプルに比較してみましたが、いずれも日本よりもスマートフォンの活用度が高く、情報収集や購入、その他生活に関わるあらゆる面で、存在感を増しています。
是非、海外向けへの情報発信の際に、スマートフォン対策をどうするか?という視点を持って、取り組んでいって頂ければと思います。
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