コラム
Column
こんにちは、Webディレクターの加瀬です。
外国語サイトを作成する時のコンテンツの考え方を整理していきたいと思います。
基本的に外国語サイトを作る場合でも重要なのは、ユーザー視点でサイトを設計することです。ユーザー視点で考えることにより、どのようなコンテンツが求められ、ウェブサイトとしてあるべき姿が浮かび上がってきます。
まずはターゲットとするユーザーがどのような動きをするのかを考えていきましょう。
コンセプトダイアグラムという手法がありますが、Webサイトのコンセプト(存在意義やゴール)を図解する方法で、サイトを利用するユーザーを思い浮かべ、そのユーザーがゴール(商品購入等)を達成するまでの全体像を表すものです。ユーザーの動きを図式化することで、どのような情報が必要とされるのか、次にどのようなアクションを取ることが想定されるかが見えてきます。そうすると、必然的にゴールに導くまでに必要なコンテンツが見えてきます。
次にすでにお客様との接点がある場合には、アンケートをとりましょう。
やはりお客様の生の声に勝るものはありません。お客様と接していても、直接言えることと言えないこととあるので、アンケートを取ることで、より具体的な強み・弱みを知ることができます。
また、予算があるようであれば、Webアンケートなどを実施してターゲットがどのようなニーズを持っているのかをリサーチするとよいと思います。
以前行なったホテルに関するWebアンケートで、「日本のホテルの部屋が小さい」という意見が複数ありました。やはり物価の違いにより、価格と部屋の広さの認識が異なるということが、このような意見につながっていると言えます。ホームページ上でもう少し部屋の写真を増やしたり、間取り図を入れるなどの工夫をすることで、このような認識を防ぐことができるかもしれません。
競合サイトを見ることで、何が足りないか、どのようなコンテンツがあればよいのかということを客観的に捉えることができます。また、競合サイトが訴求するポイントに対し、自社でどのような訴求をすべきかなどを考えていくための素材の一つになります。
外国語サイトで注意すべきことは、ユーザーが外国人であるため、例えば以下のような違いがあります。
・日本で通用する名前が通じない(海外では認知度がない)
・日本の地理を知らない(東京、大阪レベルの認知)
・日本に対するイメージ、ニーズが国によって異なる
・(訪日旅行者は別として)日本だけに興味があるわけではない
日本語サイトをそのまま外国語サイトにするのは良くないという話がありますが、しっかりとターゲットユーザーを捉えて考えていくと、必要なコンテンツや情報のレベルの違いが見えてきます。
まずはベースとなる情報をまとめさせていただきましたが、上記のような観点でサイトを考えていく必要あります。
当社がこれまで培った知識やノウハウ、海外の先進事例などを、無料メールマガジンとして配信しております。ぜひご登録ください。
世界へボカンのプライバシーポリシーについてはこちらをご確認ください。
弊社では、皆様のサービスや商品を最適な形で海外に進出するためのサービスをご用意しています。
具体的なプランは個々のご事情に合わせて策定いたしますので、まずはご相談ください。
弊社では海外WEBマーケティングに関する情報をメルマガやSNSで発信しています!
是非、登録やフォローして最新の情報を入手してください。
はじめて越境EC、海外Webマーケティングに取り組む方向けに書籍を出版しました!
私たちが、
御社の海外進出を
サポートいたします!
私たちが提供するサービスや数々の支援実績、
実際に行ったマーケティング施策から導き出した
海外Webマーケティングのノウハウをまとめました。
ぜひご利用ください。