海外マーケティングブログ

一つに依存するリスク

執筆者

murayama

プロフィール詳細

インバウンド(訪日観光)ビジネスコンサルタント
兵庫県生まれ。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。在学中、異文化交流に強い関心を持ち、20ヵ国以上を旅行。大学卒業後、インドにて半年間のインターンシップを経験。2000年アクセンチュアに入社。地域活性化プロジェクト、グローバルマーケティング戦略等の様々プロジェクトに従事。2006年同社を退社。
2007年にインバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を立ち上げ、ホテル・小売・飲食・自治体向けに情報発信、教育・研修、コンサルティングサービスなどを提供。ノウハウ・ネットワークを最大限に生かしたコンサルティングには定評がある。
インバウンドビジネスの専門家として、ワールドビジネスサテライト、NHKワールドをはじめ、国内外各種メディアへ出演多数。最近は、金融機関、投資家、経営者等へインバウンド動向に関する情報提供を精力的に行うほか、日本全国で行う月10件以上の講演活動を通してインバウンドビジネスの啓発に力を注いでいる。

ジャパンプロモーターの村山です。
海外向けビジネスを支援する中、特に
「一つに依存するリスク」
を強く感じています。
ビジネスをする上で、1という数字はリスクです。
なぜでしょうか?

考えてみてください。

  • 収益源が1つしかない。
  • 収益の大半が、ある大口の1社から。
  • パートナー会社が1社のみしかない。
  • ターゲット市場は1つのみ。
  • 実行しているウェブマーケティング施策はSEOからのみ。

など、1つしかないことは、非常に不安定でリスキーです。
 
たとえば、海外ビジネスでいうと、特に中国は大きなカントリーリスクを抱えており、
中国に極端に依存したビジネスを展開している企業が困難に直面していることは
想像に難くない状況です。
 
私は、インバウンド観光(訪日旅行)関連の仕事をに携わることも多いのですが、
政治の問題があると中国からの観光客は激減します。
知り合いの会社でも中国市場への依存度の高い会社は、ほぼ全て大きな
打撃を受けており、事業縮小などの事態に追い込まれているところもあります。
一方で、中国からの売上比率の低く、他の国ともビジネスを展開しているところは、
大きな打撃を受けることなく、事業を継続しています。
 
この事例からも、1つの市場に依存することがいかにリスキーかということが
分かると思います。
 
是非、一度、皆さんのビジネスが何か1つに依存していないか?点検してください。
 

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