コラム
Column
こんにちは。海外ウェブコンサルタントの加瀬です。
2020年東京オリンピックが決まりにわかに日本全体が活気づいていますが、これから2020年に向け外国人旅行者はさらに増えていくと考えられます。
特に今年は国が目標とする訪日外国人旅行者数1000万人に向けて好調のようですね。
さて、そんな外国人旅行者が増えることで、影響力が大きいのは旅行業界だと思います。
その中でもホテルや旅館はインパクトが大きいと思います。
そこで今回は外国語サイトを使って外国人集客をするためのコツをお伝えしたいと思います。
まず今日お伝えしたいこと、それは以下の3つです!
ウェブを使った外国人集客における重要な3つのポイント
「漠然」ではなく「具体的」なターゲット
「ターゲットはどんな人ですか?」
さて、ターゲットを思い浮かべたときどんなイメージが思い浮かびますか?
では、なぜ具体的にする必要があるのか?それは、、、
ターゲットが漠然としているとニーズも様々ですが、ターゲットが具体的であれば、ニーズが顕在化し何を求めるのかが見えてきます。
ターゲットを「セグメント」する
「セグメント」とは全体を分割、分類していくことですが、ターゲットがある程度具体的になったことで、それをさらにセグメントして分類します。
我々がセグメントの軸としてよく使うのは「4つのターゲット層」の考え方です。
明確層・顕在層・準顕在層・潜在層の4つのターゲット層にセグメントします。
この4つの層は主にインターネットでの検索キーワードをベースに、例えば以下のように分けます。
こうしてターゲット層でセグメントすることで、
具体的なターゲット像から各ターゲット層でどのような背景や思考を持ちながら検索をしているかが見えてきます。
「売りたい」情報ではなく「求められる」情報
ターゲットが求める情報が顕在化してくることで、どのような情報が求められるかもわかってきます。
例えば、「初めて日本にくるタイからの旅行者で、”浅草ホテル”と検索しているユーザー」に対しては、例えば以下のような情報が求められると考えられます。
これが例えば「”東京ホテル”と検索しているユーザー」だとしたら、
というような情報も求められるのではないでしょうか。
先に記載の「”漠然”ではなく”具体的”なターゲット」「ターゲットを”セグメント”する」ということをしっかりと考えていけば、どういった情報が求められるかが顕在化してきます。
逆にターゲット設定がしっかりしていないと、ホテルだけの情報などに留まってしまい、単にホテルのスペックだけで比較されてしまうということになりかねません。
もちろんホテルとしておすすめしたい情報などもあると思いますが、それがユーザーにとって魅力的かどうかはわかりませんので、しっかりとターゲット設定をした上で、ユーザーが欲しいと思う情報と上手く合致するような情報をコンテンツとして盛り込んでいく必要があります。
また、今はソーシャルメディアやメルマガといった形で、見込み客に継続した接点を持つことができる仕組みがたくさんあります。
動画や写真などもFacebook、Twitter、You tubeと情報発信・共有することのできるメディアが多々あり、それらを使うことも非常に有効です。
「誰に何を伝えるか」この部分がしっかりとしていれば、あとはどの手段を使うかということだけなので、まずは上記3つのポイントをおさえて今のウェブサイトで本当にユーザーが欲しい情報を提供できているかを考えてみましょう。
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