コラム
Column
先日、弊社スタッフのKaiがポケットWiFi関連案件の競合調査をしている時に、面白いサイトをいくつか見つけました。 今日はその話を通して、ユーザーの検索キーワードから考えられる意図とその受け皿について話をしたいと思います。
まず、この話を進める前にご理解頂きたい事として、海外では無料のWiFiスポットが充実していて、何処でもインターネットに繋がるようなエリアが増えています。その為、日本のようにポケットWiFiを持ち歩く必要が無い場合も多々あります。
その為、【日本で使えるポケットWiFi】のような検索クエリは、一度日本に訪れたことのあるユーザーや日本のインターネット環境を事前に調べた人にしか検索されません。
必然的にユーザーの検索クエリは、「何処にポケットWiFiあるかな?」というような【WiFiスポットを探す】クエリが多くなることがあります。海外の事情を知らない企業や代行業者ですと、それに気づかずリスティングキーワードを出しそびれてしまったり、それに必要な受け皿を用意していない事が多いです。
【海外のユーザーは、ポケットWiFiを知らない人が多い】という状況を把握した上で、面白いコピーを用意しているサイトがありましたのでご紹介します。
あなたが外国人へポケットWiFiの販売を行っているとして、
10秒だけ考えてから、下の事例を見てください。
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Kaiは、下記のようなファーストビューにコピーの入った3つのサイトを見つけました。
日本語訳ですと、日本のどこでも繋がっているね!のようになるのでしょうか。なんだか少し、ふわふわしたファーストビューのコピーですね。
内容としては、「日本にはWiFiスポットが少ないし、ホテルはインターネット使用料として1日1,000円を請求してくることもあります。だから、PCを持ってくるなら、ポケットWiFiが必要だよ。」というようなような内容です。内容としては良いですが、パっとこのページが開いた時に、実際に読む気になるかどうか怪しいですね。
このファーストビューのメインビジュアルは、Kaiも私も気に入りました。【Free WiFi Spot in Japan】というキーワードで検索しているユーザーに対し、
無料WiFiスポットハンティングは、もうやめときなよ!
とユーザーが「えっ?なんでだろ。」と気持ちが掴まれるようなコピーを使用してます。
その為、その下の文章も読みたくなるユーザーが他の2つに比べて多いのではないかと予想できます。
ちなみにその下に、下記のようなコンテンツがあり、WiFiをレンタル出来るようになります。
私なら、STOP HUNTING FOR WiFi HOT SPOTSの後に、何故なら日本にはFree WiFiスポットが少なく・・・と言うコンテンツを用意して、ポケットWiFiの提案に繋げるかなと思います。
ユーザーの検索キーワード毎に検索意図を想像し、受け皿となるページを用意する事が、成約率を高める為に重要です。しかし、多くの企業が特定のキーワードで上位表示させることや、アクセスを集める事、商品の魅力をアピールする事に目が行きがちで、出来ている会社が少ない状態です。想像力を持って、WEBマーケティングに取り組みましょう。
そういった事を考えるよりも、もっとやらなければならない事が有り、分析や改善まで実行してほしいというご要望の場合は、我々がお力添えできればと思います。
ユーザーの検索意図やターゲットを考える際の参考文献として読んでみてください。
SEOに必須、検索意図で分類する3つのクエリのタイプの違いとその内容
ベンツに乗る人とBMWに乗る人の違い
キーワードから汲み取れるユーザーニーズに応じた英語サイトへの改善事例ボカン!
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