海外マーケティングブログ
海外向けプロモーションを行う際のターゲット設定
- 2014.05.01
- 海外リスティング広告
海外プロモーションを行いたいクライアントからお問い合わせをいただく場合、ターゲットが具体的になっていないことがしばしばあります。しかしながらターゲットが漠然としていると、具体的な戦略が立てづらく、成果も出しにくくなります。
そこでターゲット設定をするためにできることについて整理しました。
アクセスデータを見る
まずはウェブサイトのアクセスデータを見ましょう。
グーグルアナリティクスであれば、メニューから「ユーザー>地域>地域」を開けば、どの国からのアクセスが多いのかを知ることができます。
またゴール設定をきちんと行っていれば、どの国からどれだけがアクセスがあり、ゴールまでの到達率なのかも見ることができます。
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外国人ユーザーの統計を取る
意外とデータ整理ができていないのが、すでに利用している外国人ユーザーのデータ整理です。
すでに利用している外国人ユーザーがいるにも関わらず、どういった経路で知り、なぜその商品やサービスを利用したのかというデータを取っていないため、漠然と外国人をターゲットとして捉えてしまいます。
また、実際に外国人と接している担当者や現場との情報共有ができていないということもよくあります。
先ほどのデータを見るということでも、どういったメディアから流入しているのか、あるいはどのようなキーワードから流入しているのかなどを整理すると良いと思います。
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ツールでニーズを探る
以前にもご紹介しましたが、グーグルが提供しているツールがあります。
■グローバルマーケットファインダー
http://translate.google.com/globalmarketfinder/g/index.html?locale=ja
どの国でどれだけの検索ニーズがあるのかを調べることができます。
ターゲット地域と言語を設定し、自社の商品やサービスに関するワードを入れると、それを各言語に翻訳して、どの地域が検索が多いか、またそれにかかるコスト(クリック単価)も提示してくれます。
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リスティング広告で反応を見る
まずはテストマーケティングとしてリスティング広告を出稿するのも方法の一つです。
様々な国に対し広告を出し、実際の検索ボリューム、コンバージョン状況を見ていきながら、パフォーマンスの高い国に予算配分をシフトしていきます。
コストがかかるので予算を組んでいただく必要がありますが、具体的なデータとして現れるので、全くデータがなく海外向けにスタートする場合には、リスティング広告をテストマーケティングとしてスタートしていただくのが良いと思います。
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ターゲットがサービスや商品の購入に至るまでのプロセスを整理したカスタマージャーニーマップ等を活用するとより明確にどの部分において顧客との接点があり、どういったアプローチが可能かが見えてきます。
ターゲット設定から具体的な購入プロセスに落とし込み、そこから見えてくる顧客接点に対しどういったプロモーション戦略をとるかを考えていくと良いでしょう。
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