コラム
Column
海外向けに広告を展開する場合に起こりうる問題として、英語キーワードでの検索ボリュームが少なく、思ったほど海外ユーザーを誘導できないということがあります。
例えば、不動産会社で日本に来る外国人や外資系会社をターゲットに、賃貸アパートやレンタルオフィスなどを展開している場合、「rent apartment tokyo」や「tokyo rental office」などのキーワードが想定されます。
しかし、実際に検索ボリュームを見ると、下記のように検索数は非常に少なく、それでもそこに対する競合の数は多い状況です。(全世界ターゲット)
弊社クライアントの中にはこのように検索ボリュームが非常に少ない中で、誘導しコンバージョンを取っていく必要があるケースがあります。
今回はこの少ない検索ボリュームに対し、アドワーズの機能を使って広告のクリック率を上げる方法をご紹介させていただきます。
1. キーワード挿入機能を使う
キーワード挿入機能はユーザーが検索した語句に合わせて、そのキーワードを動的に挿入する機能となります。
https://support.google.com/adwords/answer/2454041
入稿しているキーワードとユーザーが検索する語句が完全に一致するケースは約30%程度と言われています。
しかし、キーワード挿入機能を使えば、ユーザーが検索したキーワードを自動でタイトルに入れることができるので、検索したキーワードとマッチしクリック率を上げることができます。
2. 表示URLにキーワードを入れる
広告設定の際に、表示URLとリンク先URLの2つがありますが、表示URLは広告に表示されるもので、リンク先URLは広告をクリックした際のとび先になります。
表示URLとリンク先URLはドメインが同じである必要がありますが、ドメイン以下のURLは異なっても問題ありません。
また、存在しないURLでも大丈夫です。
表示URL内にキーワードを入れることで、検索した際に一致するキーワードとしてボールドになるので、クリック率が上がりやすくなります。
ただし文字数は35文字までとなっているので、あまり長く入れることはできませんので、ご注意ください。
3. 広告表示オプションを使う
広告表示オプションで主によく使うものとしては下記のようなものがあります。
・住所表示
・電話番号表示
・サイトリンク
・コールアウト
これらはそれぞれ広告文の下に表示することができます。
昨年から使えるようになったコールアウトは、広告の訴求とは別に最大4つまで訴求となるテキストを掲載することができます。
伝えたい訴求ポイントが多くある場合には非常に便利な機能です。
※コールアウト表示オプションに関するAdWords公式ブログの記事
http://adwords-ja.blogspot.jp/2014/09/call-out-what-matters-most-to-your.html
おまけ. 「Free ~」というテキストを入れる
これは必ずしも全てに対して言えることではないのですが、「Free ○○」という表現を入れることは有効です。
例えば以下のようなものがあります。
・Free Consultation
・Free Analysis
・Free Download
・Sign up for a Free
ぜひ活用してみてください!
著:加瀬雅彦
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