コラム
Column
はじめまして。
4月から世界へボカン株式会社(以下:ボカン)でインターンさせて頂いている、青山学院大学3年の大塚です。
“日本の魅力を世界へ伝える”というボカンのミッションに深く共感し、インターンシップを始めました。現在の主な業務は、市場調査、取材同行、執筆、クライアント先への訪問などです。ボカンのメインサービスである海外向けコンテンツマーケティングに関わる仕事をしつつ、英語リスティング広告の仕組みを日々勉強しています。
この記事を読んでくださっている方のに中には、インターンシップを始める前の私のように、就活やインターンという言葉に漠然とした危機感を抱いている学生さんも多いのではないでしょうか?
・インターンシップでどんなことが学べるんだろ?
・これから就職活動が始まるけど、自分自身の強みが無くて不安
・インターンってどんな事するんだろ?
等と様々な不安や疑問が浮かんでいると思います。
私もそうでした。
そういった少し前の私と同じ思いの方に向けて、本インターンブログを通して、
・実際インターンでは何を学ぶことができるのか
・何が就活での強みとなるのか。
・そもそもインターンは何をするものなのか
をお伝えしていこうと思います。
今回は、私がインターンを始めて最初に学んだ、ビジネスの場でのプレゼンテーションと学生プレゼンテーションの違いついてお伝えしたいと思います。
ボカンでインターンをするにあたって、インターン生に課されるタスクのひとつとして社内プレゼンがあります。「げーっ」と思ったそこのあなた、私もプレゼンは大の苦手です。しかし社会でどのようにプレゼンが行われているのかを学生のうちに学ぶことはとても貴重な経験です。
少数精鋭のボカンでは、たとえインターン生であっても会社のプロジェクトに真剣に向き合うことが求められます。学生気分の一切を捨て去り、本気で行う社内プレゼンはハードなものですが、その分社員の皆さんは真剣にフィードバックしてくださいます。
では、ビジネスプレゼンとはどのように構成されるものなのでしょうか。次の章では、インターンで初めて学んだ、ビジネスプレゼン構成の基本について説明します。
ビジネスプレゼンの作り方をお伝えする前に大事なことを一つお伝えします。世界へボカン株式会社では海外向けリスティング広告サービスを提供しているのですが、ボカンの提供する広告とプレゼンで共通する重要なポイントがあります。
それは、だれに向けて発信されたものなのかを明確にすることです。
基本的なことだと思われがちですが、
これが出来ていない広告というのは多いものです。プレゼンも同じことが言え、ターゲットがきちんと定まっていないポエムになってしまうプレゼンは少なくありません。
これに限らず、広告と共通し、プレゼン時に意識しなければならないポイントが4つあります。
⑴だれに、
⑵なにを伝え、
⑶どのように感じてもらい、
⑷どういうリアクションをしてもらいたいのか
WEB上に広告がひしめき合う現代で、これらをはっきりさせないでぽんと放り投げた広告は、サイト上に溢れ返っている広告の激流に飲みこまれ、ほとんど日の目をみることはないでしょう。
広告だけでなく、プレゼンでも、先輩社員へのメールでも、どの業務を行うにしても、このモットーを意識することが、最初にボカンのインターンで教わったことです。
ではこの4点を抑えつつ、ビジネスプレゼンの構成を説明していきます。
(1) だれに
ビジネスプレゼンを行う際、事前にターゲットオーディエンス(誰に伝える内容なのか)を徹底的に調査します。スポーツでも試合前に相手チームを研究しますよね。
それと同じように相手の状態や課題や悩みを知り、分析することで、最も相手から興味関心を得られるプレゼンを行うことができます。
(2) なにを伝え
プレゼンでは簡潔なスライド展開が肝となります。何が一番の優先事項なのか、何と何がどのように関連付いているのか。全体の流れを整理することで、リスナーに提案を明確に伝えることができます。
最初に分析したターゲットオーディエンスの悩みや課題を解決または、欲求を最も満たす内容は何なのかを考えて資料に落とし込んでいきます。
(3) どのように感じてもらい
“結局なにからやればいいの?”ではなく“今すぐ御社の提案を受け入れたい!”とリスナーに思ってもらうために、プレゼン作りで意識するのはストーリー性とビジュアルです。
ストーリー性とは、まず問題提起をして次に中身があり、最終的に結論を伝える流れのことです。同時に、わかりやすいスライド展開をすることも必須です。
簡単そうで、なかなか難しいのがこの部分。意図が伝わらないプレゼンでは、ターゲットオーディエンスの興味を一瞬で失わせてしまいます。
(4)どういうリアクションをしてもらいたいのか
ビジネスプレゼンは、プレゼンをして終わりではありません。大事なのはその先です。オーディエンスはクライアントになり、ビジネスパートナーになり、関係はずっと続いていくかもしれません。
“最終的にターゲットオーディエンスにどういったアクションをしてもらいたいのか” を考え、プレゼンでいかに相手側にアピールできるかが勝敗を分けるでしょう。
学生プレゼンは発表の場が用意され、皆が自分の発表を聞きにきてくれています。また学生の研究発表において、ビジネスプレゼンのようにその先がないのは仕方がないものです。
しかし私がインターンをしていく中で感じたのは、ビジネスプレゼンと学生プレゼンの気迫の違いです。会社を代表して行うビジネスプレゼンで、個人的な失敗は許されません。
それにも関わらず、相手側は必ずしも自分の話を聞きたいと思って集まってくれているとは限らないのです。相手が聞く耳を持ってくれないような、やりづらい状況のなかでもプレゼンの上手い方は短期間で顧客のハートをつかみ、その気にさせてしまうものです。
また、一方的にプレゼンターが話し続けるようなプレゼンだけでなく、時として聞き手も巻き込み、相手に新しいアイディアや気づきを与えるようなプレゼンもあります。新しいアイディアや気づきが生まれる瞬間をまじかで見ることが出来て、感動さえ覚えます。
インターンシップを通して、社内外でプレゼンに触れる経験を積むことで、ビジネス場でのコミュニケーション能力の重要性も肌で感じることが出来ます。
インターンをはじめてから “学生” がいかに甘く、許されている存在か痛感する毎日ですが、その学びひとつひとつが刺激的です。
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