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越境ECサイト構築に適したグローバルECプラットフォームの比較

グローバルECプラットフォーム

近年ECサイトをスタートする場合には、ゼロから構築するよりも、簡単にスタートすることができるECプラットフォームを利用するケースが多くなっています。
最初からECサイトに必要な機能が充実しているということも魅力ですが、様々な種類のデザインやレイアウトから選ぶことができたり、HTMLの知識があまりなくてもスタートすることができるということで、ECサイトをスタートするハードルが非常に低くなっています。
越境ECサイトをスタートする場合にも、いくつかグローバルに対応したECプラットフォームがあり、今回はそれらをご紹介したいと思います。

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越境ECサイト構築に適したグローバルECプラットフォームの比較
目次
1. Shopify
2. Magento
3. Bigcommerce
まとめ

 

1. Shopify

Shopify

https://www.shopify.jp/
2006年カナダでスタートしたサービスです。
全世界で40万以上のビジネスをサポートしており、日本語にも対応しています。

特徴

ネットショップ専門のプラットフォームを提供しているため、ネットショップに必要な機能を多数網羅しています。
有名デザイナーが作った100以上のテーマからサイトのデザインを選ぶことができるため、デザイン作成の技術がなくても見栄えのよいサイトを構築することができます。
ソーシャル連携やAmazonなどと連携したセールスチャネルもあり、複数のチャネルを通して商品販売を行いやすいです。
また、Google AdWordsとの連携により、ショッピング広告配信などデータフィードを使った広告も比較的簡単にスタートすることができます。

コスト

14日間無料トライアルがあります。
有料プランは月額ミニマム9ドル~。
売上の0.5%~2%を取引手数料として支払う必要がある。(プランにより手数料変動)

サポート

24時間365日のサポート体制もついています。

2. Magento

Magento

https://magento.com/products/open-source
2008年アメリカでスタートしたサービスです。
世界で25万以上の企業が利用しています。
残念ながら日本語は未対応です。

特徴

世界的なオープンソースのECプラットフォームであり、海外での浸透率は非常に高く有名企業も利用しています。
世界中の開発者が日々開発を行っているため、常に成長しているプラットフォームで、カスタマイズしやすく柔軟性があるのが魅力です。
また、エクステンションも非常にたくさんあり、AdWordsとの連携などもエクステンションを使うことで対応可能です。
ただし日本語対応していないため情報の多くは英語になってしまい、日本語による情報があまり充実していないというのが運用者にとってはややハードルが高いかもしれません。

コスト

オープンソースで無料でインストールすることができます。

サポート

下記のフォーラムにてティップスを調べたり、質問ができます。
https://community.magento.com/

3. Bigcommerce

Bigcommerce

https://www.bigcommerce.com/
2009年オーストラリア人2人がアメリカでスタートしたサービスです。
Bigcommerceも残念ながら日本語は対応していません。

特徴

デザインに重点を置いており、高品質なデザインテーマをユーザーは選ぶことができます。
また、細かいカスタマイズも可能なため、よりオリジナリティーのあるデザインのサイトを構築したい場合に向いています。
機能はデフォルトで非常に充実しています。
Facebook, Pinterest, eBay, Amazonなどのセールスチャネルや、AdWordsとの連携などももちろん可能です。

コスト

月額ミニマム29.95ドル、15日間無料。
取引手数料はなし。

サポート

チャットやメールによるサポートがありますが、英語のみの対応です。

まとめ

ECサイトとしての機能はそれぞれ遜色ないと思いますが、HTMLやWeb構築の知識により選ぶプラットフォームが変わってきます。
導入しやすさでいえば、
Shopify > Bigcommerce > Magento
になると思います。
※追記:弊社で越境ECサイトを立ち上げから携わらせて頂いている案件は全てShopifyに統一しました。テクニカルな知識が少ない状態でも導入できる点だけでなく、プランに応じた拡張性やプラグインによるカスタマイズも可能な事を考えると、Shopify以外で越境ECを運営する必要はなくなってくると思います。Shopifyジャパンのオフィスも2017年に立ち上がり、急速にサポートも充実してきております。
カスタマイズ性でいえば、
Magento > Bigcommerce > Shopify
でしょうか。
また、下記のような観点も重要だと考えており、これらを踏まえて選択をしていくのが良いと思います。

  • 決済方法の充実
  • セールスチャネルの充実
  • プロモーションチャネルとの連携


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加瀬雅彦
投稿者: 加瀬雅彦/Kase Masahiko
COO/運用型広告チームマネージャー
海外Webマーケティング事業に10年以上身を置き、2014年8月に代表徳田と共に世界へボカン株式会社を設立、取締役に就任。
英語Google広告運用、ソーシャルメディア広告、アクセスログ解析、英語サイト改善など、数多くのプロジェクトに携わる。
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