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はじめてのShopify ストア管理モバイルアプリ使用方法
- 2018.07.27
- 越境EC
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越境ECをグロースさせようとした時、売上に比例して、お客様からのお問合せや返品、交換依頼も増えます。
簡単なお問合せだとしても、それが大量に集まってしまうとお問合せ対応で日が暮れてしまう事もあります。
しかし、Shopoifyモバイルアプリがあれば、たとえ手元にパソコンがなくても、スマートフォンでオンラインショップの管理画面に入り、受注管理やお問合せ対応をする事ができます。
今回はShopifyモバイルアプリでどんな事ができるのか一部機能をピックアップしてご紹介致します。
1.Shopifyが提供するストア管理用モバイルアプリが登場。
2.Shopifyストア管理用モバイルアプリ
2-1. Shopifyが提供するストア分析機能
2-2. サイト内検索データの把握ができる
2-3. 頻繁にカートに追加されているアイテムを把握できる
2-4. アプリを使用してユーザーへ即座に返信ができる
3.まとめ
1.Shopifyの提供するストア管理用モバイルアプリが登場。
マーチャント数が60万を突破し、世界の175か国に広がるShopifyでは、ストア管理が出来るモバイルアプリ(Android/ iOS対応)を提供しております。
日本語にも対応で、ユーザーとの連絡やShopifyに搭載されているアナリティクス機能も搭載しており、パソコンがなくても、モバイルでどこからでも気軽に管理画面にアクセスすることが出来ます。
図1のように、注文の通知機能も搭載されています。いつもスマホに通知が来た時はテンションが上がります!
図1:
2.Shopifyが提供するストア分析機能の紹介
2-1. アクセス、売上データ分析
アプリインストール後、ログインすると、図2のようなライブ、本日、機能、今週、今月での訪問数、売上データを確認する事ができます。
Google Analyticsのデータを引っ張ってきているわけではなく、Shopify独自のアナリティクス機能です。
Google Analyticsでもこのような情報を得ることが可能ですが、Shopifyストア管理アプリを開くことで、受注処理とをしながら購買データを一緒に確認することが出来ます。
図2:
2-2. サイト内検索データの把握ができる
Shopifyのアナリティクス画面では図3にあるように、自社サイト内にある検索ボックスでどういった言葉が頻繁に検索されているかを確認することが出来ます。
弊社サイトbigtalljapanの例でいうと、”bullet club”,”bullet”といったワードでサイト内検索していることが確認できます。本サイトでは新日本プロレスに関するTシャツ、パンツといったアイテムを主軸に販売しており、ユーザーは新日本プロレスの人気ユニット”bullet club”に関連した商品を探しているということが分かります。
図3:
少ないながらもサイト内検索の結果を踏まえ、2つの改善点があるのではないかと考えました。
1つ目は、ユーザーがこの商品を欲している(人気)
2つ目は、ユーザーがすぐに見つけられないという事です。
1つ目の改善点をカバーする為に“bullet club”に関する記事(英語)をブログに投稿し、より多くの潜在的なユーザーを集め、商品ページへ遷移できるようにいたしました。
2つ目の改善点をカバーする為に”bullet clubのアイテムがすぐに見つかるよう配置を変更いたしました。
このようにユーザーが使うキーワードを把握することで、集客・購買に効果的なコンテンツ作りやサイト改善の一助にもなります。
2-3. ブログ記事への集客アドバイスが得られる
記事をブログ記事を公開後にもShopifyの提供するアナリティクスのデータを活用する事ができ、図4のように、公開後閲覧数がどのように推移しているか平均と比較して確認することも出来ます。
図4:
気合い入れて書いたものの、まだあまり閲覧されていないようですね。サジェスト通りにソーシャルを活用して記事を拡散したいと思います(汗)
2-3. 頻繁にカートに追加されているアイテムを把握できる
アプリで頻繁にカートに入れられているアイテムをチェックする事も可能です。カートに入れられているアイテムと実際に売れているアイテムに差異があるかチェックする事で次の打ち手が見えてきますね。
図5:
あれ…サイト内検索ではBullet clubで検索されているのに、実際にカートに入っているのは違うアイテムなのは何故だろう…と気付きを得る事もできます。
2-4. アプリを使用してユーザーへ即座に返信ができる
越境ECですと配送料金が高いため、配送してから返品となるとユーザ、ショップ共に痛手です。お客様が注文を間違えてしまいサイズ変更依頼が来ても対応できるよう、受注後1日明けてからの出荷対応を行っています。
そんな時、ショップからの返信が遅いと不安に思ってしまう為、外出時でもアプリを開いて、即座に返信をするようにしています。
図6:
なお、テンプレートを使用したメールの送信はモバイルアプリからは直接編集ができません。
モバイルアプリからブラウザへアクセスすることで編集が可能となります。
モバイルアプリはブラウザと若干仕様が異なる点があることを念頭に置いていただくといいかもしれません。
まとめ
常に受注、アクセスデータを確認できる状態にする事で受注処理を早めるだけでなく、どのようにサイトを改善していくべきかユーザー視点に立って考える事ができるようになってきたと実感しています。
Shopifyのモバイルアプリのインストールは無料ですので、Shopifyでオンラインショップは運営しているけど、スマートフォンには入れていないという方は、これを機会に取り入れて、いつでも管理できる体制を整えましょう!
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