コラム
Column
3分で分かる! はじめての海外WEBマーケティングでは、
・マーケティングに興味はあるけど何から学べば良いか分からない
・マーケテイングに携わっているけど、広告運用やSEO等、一部の領域に集中しており、上流工程の戦略にあまり関わっていない
といった方の為にマーケティングのフレームワークの説明から海外WEBマーケティングでの活用事例までを3分の動画でご説明いたします。
第1回は3C分析です。このコンテンツがきっかけで1人でも多くの方がマーケティング視点を持ち、少しでも人生を豊かなものにできたら嬉しいです。
3C分析は、
Company:自社
Competitor:競合
Customer:顧客(市場)
の3要素を整理し、分析する手法です。
ついつい自社製品の事にばかり目が行きがちですが、市場には必ず顧客のニーズ、競合の存在があるものなので、この分析手法を使う事で、マーケティング環境を抜け漏れなく把握できます。
それぞれの要素がどういったものなのか整理したり、各要素の関係性を確認する事でチームで共通認識を持ってマーケティングプロジェクトを円滑に進める事が可能になります。
・自社と顧客の関係性を整理する事で、自社が顧客に提供している価値
・自社と競合を比較する事で、自社と競合を比較した際の差別的優位性(勝っている点)
・顧客と競合の関係性を整理する事で、競合が顧客に提供している価値
が分かります。
特に新規参入する市場では、既に顧客と競合が存在していることが多いです。競合が顧客に提供している価値を知る事は、顧客のニーズを知る一つのヒントになります。
競合サイトや競合商品を扱っているモールのレビューを見て、顧客がどんなことに価値を感じているのかに目を向けて見ましょう。
海外WEBマーケティング視点を持って3C分析をする際は、日本国内の3Cと海外市場の3Cが異なるという事を必ず念頭においてください。
海外市場にいる顧客のニーズもその市場に参入している競合企業も国内とは異なるので当然なのですが、多くの企業が国内の成功体験に引っ張られてしまい、この視点が抜けてしまっています。
市場にいる顧客のニーズも競合も異なれば、当然、自社や自社商品が提供できる価値、競合との差別的優位性も異なります。
しかし、多くの企業が海外進出の際に3C分析を十分に行っておりません。ご相談頂くプロジェクトの多くが国内の訴求軸をそのまま海外サイトや広告でも活用しており、上手くいっていないケースが多いです。
ただ日本語サイトを翻訳しただけの場合、日本人向けの訴求内容を英語にしているだけなので海外のユーザーには響かなない訴求内容になっている危険性があります!
実は、日本にある海外向け(英語)サイトのほとんどが日本語サイトをただ翻訳しただけになっています。
市場ごとに3Cが異なる視点が抜けてしまっていては、せっかくの企業や商品の価値も十分に伝わりきりません。
海外進出する際は、進出する市場(国)ごとに顧客のニーズ、競合企業が異なります。
その為、国内の成功体験に引っ張られず、国ごとに3C分析を実施し、自社がその市場の顧客に提供する価値、自社と競合との差別的優位性を明確にし、戦略を練っていきましょう。
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