コラム
Column
3分で分かる! はじめての海外WEBマーケティングでは、
・マーケティングに興味はあるけど何から学べば良いか分からない
・マーケテイングに携わっているけど、広告運用やSEO等、一部の領域に集中しており、上流工程の戦略にあまり関わっていない
といった方の為にマーケティングのフレームワークの説明から海外WEBマーケティングでの活用事例までを3分の動画でご説明いたします。
前回の価値のマトリックスに続き、第5弾ではPEST分析をご説明いたします。このコンテンツがきっかけで1人でも多くの方がマーケティング視点を持ち、少しでも人生を豊かなものにできたら嬉しいです。
PEST分析とは、マクロ環境分析をおこなうマーケティングフレームワークのことで、
Politics(政治的要因)
Economy(経済的要因)
Society(社会的要因)
Technology(技術的要因)
の頭文字を取って名付けられた分析手法です。
Politics(政治的要因)は、
市場競争の前提となる「市場競争のルール」そのものを変化させることです。
Economy(経済的要因)は、
売上やコストなど利益に直結する「価値連鎖」に影響を与えます。
Society(社会的要因)は、
売上の元となる生活者の需要構造に影響を与えます。
Technology(技術的要因)は、
市場競争のKSF(Key Success Factorの略。主要成功要因。事業を成功させるための必要条件。)を替えてしまいます。
PEST分析を代表としたマクロ環境分析は、中長期的な事業戦略、マーケティング戦略上の機会と課題(リスク)を発見するのに役立ちます。日本企業が海外進出する時、製造業やメーカーが海外に拠点、工場を作る時や海外向けBtoBマーケティングを実施する際に使用する事ができます。
海外市場に向けてPEST分析をする事で中長期的なリスクを把握したり、逆にビジネスチャンスを発見する事が可能になります。
例えば、Politics(政治)で考えてみると、
以前ミャンマーが政治的な理由で日本との貿易取引が突然ストップし、日本の事業社が大きく損害を被る事がありました。
いくら現在の収益性が高くても政治的な要因で、その国での販売が難しくなってしまえば、収益はストップしてしまいます。
しかし、あらかじめ、その国のリスクを把握していれば、複数の国に網を張っておく等、リスクヘッジをする事も可能になります。
逆にSociety(社会)やEconomy(経済)の視点で分析し、今後のビジネスチャンスを見つける事も可能です。
例えばターゲット国を選定する時に、
を把握する事で、その国の購買力を予測する事が可能になります。
PEST分析を通して意思決定する事でビジネスのリスクヘッジやビジネスチャンスの発見をすることが可能になります。
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