【2023年最新】Shopifyアプリおすすめ23選！プロが選ぶ絶対に入れるべき便利な機能をご紹介

カナダで生まれた「Shopify（ショッピファイ）」は、低予算で手軽にECサイトを構築できる、世界最大のECサイト制作プラットフォームです。従来のECサイト制作は予算だけでなく、Web制作の知識が必要であったため、ハードルが高めでしたが、Shopifyを導入すれば、直感的に操作できるのでカンタン！と人気があります。

Shopifyはすでに世界170カ国以上で導入されていて、日本でもShopifyを本格的に力を入れている企業が目立ってきました。2022年にはついに過去最大のアップデートのひとつ、Online Store 2.0が公開されページのカスタマイズが簡単になったりと、Shopify本体も大幅に進化し続けています。

また、Shopifyは自社製品の売上を促進するために、目的に合わせた様々な拡張アプリケーションが用意されているのが人気のポイント。そこで今回は、売上アップに貢献してくれる、Shopifyのアプリ23選をまとめてご紹介しましょう。

どれも便利な機能がそろっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

最終更新：2023/11/14

Shopifyアプリってそもそも何？

「Shopifyアプリ」とは、スマホアプリと同じようなイメージで、自社のShopifyサイトに目的に合わせたアプリをインストールし、カスタマイズできるソフトウェアのことです。アプリを入れることで様々な機能を気軽に追加、サイトをパワーアップできます。

「Shopifyアプリストア」には約5,000種類以上も用意されていて、無料アプリも豊富にあります。「Shopifyアプリ」には集客や購入率アップ、SNSとの連携、客単価を上げる機能など、目的別に多くの種類がありますので、必要に応じて追加すると良いでしょう。

Shopifyアプリストア
https://apps.shopify.com

おすすめのShopifyアプリをご紹介

見た目が綺麗なネットショップを開設しただけでは、当然ながら自社商品の売上アップは難しいです。

適切なアプリを入れて、マーケティングやサイト分析、外部システムの連携などをして、データを可視化することで利益を最大化できるのです。

ここからは、新しくネットショップを開設したら、まずは取り入れたい人気のおすすめShopifyアプリ21選を一挙にご紹介しましょう。

越境EC向けアプリ

近年は、国内市場から海外にも視野を広げて、事業を拡大する企業が増えています。

「越境ECサイト」とは海外向けに商品を販売するグローバルなビジネスを構築したネットショップのことです。

「越境ECサイト」のショップオーナーは、海外のユーザーが迷わずに商品を購入できるように、多言語の翻訳機能・通貨表示できるアプリを導入しましょう。

Langify

特徴 Langifyは言語の自動切り替えや言語ごとに複数のドメインを設定できる翻訳アプリです。

Shopifyはデフォルトで翻訳機能が付いていませんので、越境ECサイトには必須になります。

ユーザーの国や地域によって最適な言語に自動リダイレクトされ、無制限に複数の言語を追加できるのが便利なポイント。

ただし、設定ページは商品名や内容を英語で入力する必要がありますので、自動翻訳の機能を使って一点ずつ入れていきましょう。

初期設定には若干時間がかかります。

BEST Currency Converter

特徴
BEST Currency Converterはユーザーの通貨に合わせて金額を表示できるアプリです。

無料版では5種類を表示できる上に、無料版でもテクニカルサポートが付いているのが良心的です。

有料版では160種類以上の通貨（ビットコインを含む）の表示、ユーザーの位置情報から自動通貨を変換する「Auto Switch」機能も設定することができます。

さらに、適切な位置に通貨コンバータを設置したり、デザインサポートも付いてきます。

Ship&co

特徴
Ship&coは越境ECに対応した出荷管理システムです。

手間のかかる送り状と海外へのインボイス、国内への納品書をたった数十秒で、ワンクリックで発行することができます。

出荷する貨物のサイズ・重量を入力すれば、最安値の配送業者が表示されるので、海外に商品を発送する際に便利なアプリです。

国内配送業者は、日本郵便、佐川急便、クロネコヤマト、日本郵便のEMS（国際スピード郵便）に対応しています。

OPENLOGI

特徴 OPENLOGIはShopifyと連携することで物流業務を自動化できる物流アウトソーシングサービスです。 アプリをインストールしてShopifyとOPENLOGIを連携し、商品をOPENLOGIの提携倉庫に保管しておけば、Shopifyで受注が入る度すぐに情報が自動的に倉庫へ連携され、梱包・出荷・配送といった物流業務が自動で行われます。 また同梱物設定や海外発送、独自梱包資材や三温帯管理が必要な商品取扱などの特殊オペレーションにも柔軟に対応可能であり、事業者様に合わせた物流サービスを提供しています。 OPENLOGIは商品1点から登録可能。初期費用・固定費０の従量課金制のため、事業規模関係なくご利用頂けます。 OPENLOGIアプリを導入することで、余計なコストをかけずに物流をアウトソースすることが叶うでしょう。

集客UP向けアプリ

ECサイトを作成したら、多くのユーザーに自社商品の存在を知ってもらわなければなりません。

認知度を上げたい時は、GoogleとFacebookの膨大なユーザー数は見逃せませんね。

Google channel

特徴
Google channel（旧：Google Shopping）はGoogle Merchant CenterとShopify内の商品データを同期できるShopify純正のアプリです。

Googleショッピング広告とはユーザーが検索したキーワードと関連性の高い商品情報を検索結果に表示する広告をいいます。

ShopifyアプリのGoogle channelを導入することで、Googleショッピング広告を簡単に配信することができ、ユーザーにECサイトの認知度を高めることができます。

ただし、Googleアプリは海外向けのフィードは生成できず、日本向けのみ作成可能となっていますので注意しましょう。

参考サイト
Shopifyで海外向けにGoogleショッピング広告を配信しよう – コラム | 越境EC ・海外WEBマーケティング専門の世界へボカン

https://www.s-bokan.com/blog

Google channel
https://apps.shopify.com

Facebook channel

特徴
Facebook channelはFacebookショッピングとinstagramショッピング機能との連携によって自社ECサイトの認知度を上げたり、ECサイトへ誘導できるアプリです。

Facebook channelをインストールすれば、Facebook広告キャンペーンを作成して、Facebook ShopとInstagramショッピングの両方利用できるので便利です。

Point of sale

特徴
Point of Saleは実店舗の在庫とオンラインショップの在庫を連携できる在庫管理機能アプリです。

実店舗にて商品が購入されると、ECサイトから自動的に在庫が引かれて、売上金額が加算されます。

また、購入データからマーケティングを自動化したり、スタッフに権限を与えて、在庫予測や注文書の作成と在庫の仕入れ、ストア分析ができる点も便利です。

shopping for note

特徴
ECサイトとnoteを連携させて、店舗名・商品名・価格などが記載された商品カードを表示させることができ、集客に役立つアプリです。

商品開発にまつわるエピソードなどを交えて発信することで、自社商品の認知度を高めたり、ファンを増やす効果が期待できます。

SEO manager

特徴
これ一つで「キーワード選定」「title・meta description最適化」「404ページなどエラーページを抽出し修正する」といった、ECサイトでまずは押さえなければいけない基本的なSEO対策が可能な、定番アプリです。

購入率UP向けアプリ

ECサイトを作成して、集客アプリを入れて、多くのユーザーに知ってもらったけど、今日入率が伸びない…とお悩みのショップオーナーは購入率を上げてくれるアプリを導入しましょう。

Judge.me

特徴
Judge.meは文章、写真、動画での商品レビューの収集と表示を行うレビューアプリです。商品レビューがあると、購入率が約2倍から4倍も高まります。

SNSと連携してレビュー表示する他にも、Q&A機能やクーポン配布など、コンバージョン率をアップに繋がる豊富な機能が備わっています。

Bulk Discount & Price Editor

特徴
ECサイト内で商品のディスカウント・セール、スペシャルオファー、割引クーポン、短い期間で大幅な割引きをするフラッシュセールをスケジュール管理し、購入率をアップに繋がるアプリです。

Flair

特徴
ECサイト内で商品に「おすすめ商品」「ベストセラー」「残り10個」といったバッジやバナーを付けて、商品の購入をより促すことができるアプリです。

Privy ‑ Pop Ups, Email, & SMS

特徴
ユーザーがカートに入れた商品を購入しないままECサイトを離脱する、いわゆるカゴ落ちを予防できるアプリです。

メールアドレスを登録やポップアップ表示、ABテスト、クーボン表示などによって、最終的な購入や問い合わせにつなげます。

One Click Social Login

特徴
ユーザーがFacebook、Twitter、Google、Linkedin、Amazon、LINE、Spotify、Steam、Outlook、Yahooのアカウントを使って、ECサイトににログイン可能になります。

アカウント作成に必要な個人情報の入力を省くことで、ユーザーの離脱を防ぐ事ができ、ユーザーの分析レポートを閲覧することもできます。

proteger

特徴
protegerはECサイト向けの延長保証サービスで、Shopifyと連携することで最短1週間で全ての商品で延長保証を稼働させることができます。 protegerの平均保証加入率は32%と、約3人に1人が加入しており、延長保証導入後の対象商品におけるCVR（顧客転換率）は1.4倍向上し、 延長保証が新規購入の障壁を下げられます。 延長保証サービス「proteger」はアフターケアの強化のみならず、リピート率向上にも期待ができ、ブランディング・ファン化にも寄与いたします。

顧客単価UP向けアプリ

顧客に別の商品を購入してもらったり、顧客1人あたりの購入商品数を上げるには、LTV（Life Time Value）に貢献するアプリが便利です。

Pre-Order Manager

特徴
商品の在庫がなくなった時に「予約販売ボタン」に自動変更して、機会損失を防止してくれるアプリです。

期間限定の商品を商品販売期間を伸ばして販売することもできます。

ReConvert Upsell & Cross Sell

特徴
お客様が購入した後に表示される注文完了画面（サンキューページ）をカスタマイズできるアプリです。

次回使えるクーポンを表示したり、入データに基づいた他の商品へ誘導することができます。

Discounted Upsells‑ Cross Sell

特徴
お客様が購入ボタンを押した際に他の商品をおすすめして、セットで割引セールスを行うことができるアプリです。

お得感を出して、顧客単価をアップさせることができます。

Bold Subscriptions

特徴
客単価の向上に繋がる定期購入を設定できる定番のアプリです。

工数削減向けアプリ

ECサイト運営を自動化させて、最優先事項を行うことで顧客満足度を高めて、売上アップが期待できる工数削減向けアプリです。

Tidio Live Chat

特徴
ECサイトにAIを使用した無人のライブチャット、24時間自動のチャットボットを追加できるアプリです。

EメールやFBメッセンジャーと連携もできます。

Quick Order Printer

特徴
ECサイトで商品を購入した商品の明細書や領収書・請求書などを書類の印刷やPDF化をすることができるアプリです。

会社のロゴの画像を挿入したり、HTMLを編集してカスタマイズも可能です。

BASEショップ情報移行アプリ

特徴
BASEショップに登録されている商品情報、注文情報、カテゴリなどの情報をCSVファイルのインポートによって、Shopifyに移行できるアプリです。

すでにBaseショップを運営していて、Shopifyへの乗り換えを考えている方にぴったりです。

プラスシッピング

特徴
プラスシッピングはECサイトの配送業務の効率化・低価格化を実現できるアプリです。

送り状の簡単発行機能、カート画面への配送日指定機能、CSVなしでの送り状の一括発行機能を備えています。また、通常では配送会社との個別契約が必要な特別価格での商品配送をアプリユーザー全員に提供しています。

Shopifyアプリのメリットとデメリット

Shopifyアプリ導入のメリット

・多言語対応、通貨、決済方法が豊富
・越境ECのハードルが下がる
・低コストで配送や在庫管理ができる

Shopifyアプリのデメリット

・多くは日本語未対応
・HTMLの知識が必要なアプリもある
・サポートが不十分

Shopifyアプリを利用する上で注意すべき点

Shopifyアプリは入れ過ぎるとストアのサイトや画像の表示速度が遅くなり、成約率が下がってしまうリスクがあります。

導入アプリ数の目安は6～10程度です。

サイトの速度レポートはShopify内にある以下のページから確認できます。

参考サイト
オンラインストアの速度レポート · Shopify ヘルプセンター
https://help.shopify.com/ja/manual/online-store/store-speed/speed-report

その他にも、多くのアプリを入れることでアプリ同士の不具合により、アプリが正常に作動しなくなったり、表示が崩れる可能性があるので要注意です。

ShopifyアプリはSNSと連携して、集客や認知度アップに役立ちますが、実際の売上向上にはSEO対策やSNS広告といった専門的な知識が必要です。

ECサイトに定番のShopifyアプリを入れたら、すぐに結果が出るというわけではなく、地道な集客力と販売戦略が求められると理解しておきましょう。

Shopifyアプリはこんな人におすすめ

・越境ECサイト運営に力を入れたい方
・Shopifyの売り上げを伸ばしたい方
・コスパがよいネット販売を始めたい方

まとめ

ECサイトの目的に合ったShopifyアプリを導入することで、海外のユーザーも商品に興味を持ってもらいやすく、使いやすいショップ作りに役立ちます。

見込み客の獲得や顧客の満足度を高めるアプリも豊富に揃っているので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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