コラム
Column
こんにちは。海外SEOコンサルタントの徳田です。本日は、意図していないページが上位に表示されてしまった時の5つの対処法について書かせて頂きます。
先日、海外SEOの鈴木さんのブログで、Googleで、狙ったページと違うページが上位に表示されてしまうのはなぜ?という記事が投稿されておりましたが、意外とこの現象に悩んでいる方が私の周りでも多い為、記事にさせて頂きました。鈴木氏が記事で書かれているように過剰なSEO対策がそう言った現象を起こしてしまっているケースも多いかと思います。
私の場合、本サイトの下層ページに構築したWordPressブログの【タグ】ページが上位表示されて本サイトの上位表示させたいページが1ページ目から外れてしまっているという現象でした。
さて、どうしたものかなと、社内のエンジニアと相談したところ、下記のような5つの案が挙げられました。
1.内部リンクの最適化を行う
ターゲットページのテーマがGoogleに十分に伝わっていない為に、このような現象が起こってしまっている可能性が高く、まずは内部リンクの最適化を行うべきだと考えました。上位表示されているブログページや、関連する静的ページからいくつかのターゲットキーワードに関連するアンカーテキストを使用し、内部リンクを貼ってみました。
これにより、サイト内で「このキーワードに関するページは、このページだよ!」
と検索エンジンに知らせる事が可能です。内部リンクをターゲットページに貼る際の注意点は、
「ユーザーが違和感を感じないようなアンカーテキストを使用する。」です。
アンカーテキストは、ユーザーや検索エンジンに対して、リンク先にどういったページが存在するか知らせる補助的な役割を果たします。その為、実際にリンク先に飛んだユーザーをガッカリさせないように配慮してあげると良いでしょう。天照SEOさんのブログの検索エンジン最適化についてのまとめでも細かく内部リンクの最適化について書かれているので参考にして頂ければと思います。
2.上位表示されているページからターゲットページにリダイレクトする
少し強引な手法ですが、上位表示されてしまっているページからターゲットページへ.htaceess等を使用してリダイレクトしてしまうというのも一つの方法です。これにより、ユーザーをターゲットページに誘導する事が可能です。ただ、この場合、元々上位表示されていたページをユーザーが見れなくなってしまいます。上位表示されているページと、ターゲットページのテーマが一致していれば、ユーザーにとっても違和感は無いかと思います。今回のケースの場合、【タグ】でまとめられたページが上位表示されているので、リダイレクトしても良いかなと考えております。
3.rel=”canonicalを使用する
上位表示されている誤ったページに外部サイトからのリンクが集まってしまっている場合は、rel=”canonical”タグを使用する事も一つの方法です。リンクジュースを、上位表示されているページから、ターゲットページに引き渡す事が可能な為、2のリダイレクトしてしまう場合と異なり、ユーザーは上位表示されてしまっている既存のページを今後も閲覧し続ける事が可能です。これは外部リンクが原因で、誤ったページが上位表示されているケースに効果的な手段ですね。
4.外部サイトから、ターゲットページにリンクを貼ってもらう
4つ目の方法は、ターゲットページに外部サイトからリンクを貼って貰うです。3の方法と併用して、ターゲットページの評価を上げられれば、自然とGoogleの評価を得られ、ターゲットページを上位表示できる可能性が高まります。ターゲットページに被リンクが集まりにくいコンテンツの場合、ターゲットページに関する情報をプレスリリースで出す等して、自然な形でリンクを得られればベストですね。この時に注意しなければならないのが、自作自演リンクの過剰なアンカーテキストの使用です。ターゲットーページのオーソリティスコアが低い場合、順位が飛びかねないので注意しましょう。ページのタイトルをアンカーに使用し、リンクを掲載して貰えれば多少耐性が強くなるかもしれませんね。
5.上位表示されている誤ったページを削除してしまう
こちらも2と同様、強引な方法シリーズですね。この場合、現在上位表示されているページが存在しなくなってしまうので、Error 404ページが表示されます。ユーザとしては、エラーページに長居する必要はありませんので、離脱してしまう可能性が高まります。せめて、サイトマップ等を設置する等して関連ページへ誘導してあげるとユーザーフレンドリーかもしれません。
今回、弊社のあるメディアサイトの一つが、コンテンツページではなくタグページが上位表示されているという状態になってしまいました。最初、タグページを削除してしまい、Googleの再評価を待つという方法でも問題ないかと考えました。
ただ、再評価までどのくらいかかるのか、それまでの機会損失のリスクを考えると、2の施策または、1・3・4の施策の併用が安全かもしれません。誤って上位表示されてしまっているページの位置づけによって効果的な施策が変ってくるかと思われます。このほかに、何か効果的な方法があると!であったり、試してみたらこうだったよ!のようなお話があれば共有して貰えますと幸いです。
文章ばかりでイメージの少ない記事になってしまいましたが、読んで下さった方ありがとうございます。近いうちに、施策1~5のいずれかの施策を行った結果についても共有したいと思います。それでは!
当社がこれまで培った知識やノウハウ、海外の先進事例などを、無料メールマガジンとして配信しております。ぜひご登録ください。
世界へボカンのプライバシーポリシーについてはこちらをご確認ください。
弊社では、皆様のサービスや商品を最適な形で海外に進出するためのサービスをご用意しています。
具体的なプランは個々のご事情に合わせて策定いたしますので、まずはご相談ください。
弊社では海外WEBマーケティングに関する情報をメルマガやSNSで発信しています!
是非、登録やフォローして最新の情報を入手してください。
はじめて越境EC、海外Webマーケティングに取り組む方向けに書籍を出版しました!
私たちが、
御社の海外進出を
サポートいたします!
私たちが提供するサービスや数々の支援実績、
実際に行ったマーケティング施策から導き出した
海外Webマーケティングのノウハウをまとめました。
ぜひご利用ください。