対談
Interview
メールマーケティングの第一人者である配配メールの安藤健作氏と海外WEBマーケティング歴13年 徳田祐希の対談動画第三弾。
徳田
youtubeとかもCTAボタン、最後にチャンネル登録してねとか次の動画はこれみてねとかをやったりするんですが、
今日の話した内容だと最初とまではいかなくても、ちゃんと見てもらってるところまででチャンネル登録のCTA置いた方がいいのかな?
そういう風に思ったんですけど実際どうなんでしょうか?
そういう風に思ったんですけど実際どうなんでしょうか?
安藤氏
そうだと思うんですよね。
結局最後まで見て面白かったから、購読する。
流れとしてはすごい自然だと思うんですけれども、それって配信する側のエゴですよね。
ほとんどの人って途中で離脱してしまうわけじゃないですか。
であれば、離脱する前に登録ボタンがあったほうが成果は出る。
安藤氏
先ほどのメルマガのCTAの話もそうなんですが一番最後まで読む方ってホント少ないんですよ。
ヒートマップを見ていても
上だけさっと見て、関係ないやと思ったら
その場でメールを見るのを止めてしまうんですね。
そう考えるとやっぱりメルマガって、スマホで見ても文字が小さいじゃないですか。
メール上ですべてを伝えるのは非常に難しいと思うので、早くLP(ランディングページ)に飛ばした方が良い。
であれば、やはり「ファーストビューにCTAを置く」
これがいいと思いますね!
ファーストビューにCTAを置けない場合なんですけども、もし非常に長いメールになるのであればメールが見切れるようなところに画像を入れる。
すると気になって、下にスクロールしていくので、それは一つテクニックとしてあります。
徳田
Twitterなどサムネイルで『この写真はなんなんだろう?』ってクリックしてしまう事が多いですが、あれに近いですね。
徳田
メルマガに関わって何年ですか?
40年?
安藤氏
そうですね。40年ぐらい...
いや違いますよ(笑)
徳田
安藤さん、メルマガの歴史の生き字引じゃないですか!(笑)
安藤氏
1978年にアメリカのある会社の方が、自分の見込み客に(メールを)一斉配信したんですね。
安藤氏
そうしたら何千万もの売り上げがあったっていうので始まったのが一番最初なんです。
そこから長い歴史をかけて、一番大きな転換点というのは1999年なんですね。
ここで何があったかって言うと「キャリアメール」
docomoや当時のVodafoneなど携帯電話を契約すると「1人1メールアドレスがつく」
徳田
そもそもメールアドレスを持つ人が増えたんですね!
安藤氏
それまでは、メールアドレスは、会社で勤めてる人は持っていたのですが、個人では持ってなかったんですよね。
あったとしてもプロバイダ契約した時に、1世帯に1アドレスが支給された『OCN.jp』みたいなのが一般的だったので、パーソナルなメールのやり取りというのがなかったんですよね。
それが変わったのが1999年。
徳田
もう改革ですね!
安藤氏
改革ですね。
そこからやはりメールのツールというのが色々出てきて、メールマーケティングの仕組みも色々出できたんですね。
徳田
配配メール様はどれぐらいやられてるんですか?
安藤さん
2007年だと思います。
徳田
13年ぐらいですね
徳田
ヒートマップも見れたりするんですか?
安藤氏
今ヒートマップ機能付けてないんですが、これは何でかというと
欲しい方は欲しいと思うんですけども、いろんなデータ見てきたんですが、ほとんど傾向が同じなんですね。
安藤氏
何かって言うと、
ヒートマップ見ても上が赤く見られて、
個人につけても、どのアカウントにつけても結局同じなので。
それよりは私達がこう調べてるデータを
今、ユーザーさん全員に開示してますので
そこで知見貯めていただければというのがあります。
サポートサイトやセミナーなどしょっちゅうやっていますので。
徳田
最近、MAとかSFAとか凄い流行っているじゃないですか。
ただ、MAを実際に導入しきれてる会社って本当に少ないなと思っていて。
導入してるけど使いきれていないコンテンツがちゃんと出来てない会社が多いじゃないですか。
ユーザーの態度変容というか、HOT差に応じて配信するメルマガを使い分ける。
その手動でやってることをオートメーション化するって言う話だと思うんですが、何か御社でもそういうのはあったりするんですか?
安藤氏
まさにそうで、MAってマーケティングオートメーションじゃないですか。
自動化なんですよね。
自動化するってことは、会社の中で勝ちパターンが見つかってないと自動化出来ないわけですよね。
それを見つかってないままにMA入れてしまうと失敗してしまう。
安藤氏
当社のサービスで言うと、いわゆるメールの反応ってのを調べられたり配信したメールを横断して、
例えば3回クリックしてる人とかこの直近1ヶ月で5回開封している人、みたいな抽出ができるんですね。
そういうのを通して自社の勝ちパターンを見つけた上でやはりMAを入れて頂きたいとMAってやっぱり月々が高いっていうのは置いといて、設定が非常に大変なんですよね。
徳田
シナリオとかですよね
安藤氏
そうなんですよ。
そこが出来るようになる為には、」まず勝ちパターンを見つけるのが非常に重要ですね。
徳田
確かに勝ちパターンから逆算してシナリオを設計しますよね。
勝ちパターンないのにどうやってシナリオ作るんだって。
安藤氏
そうなんですよ。まさにそこですね!
徳田
僕はmailchimpとかKLAVIYOとかよく使ったりしていて
海外のツールを使うんですけど、配配メール様の特徴はどういったものがありますか?
安藤氏
実はツールに関してはそれほど大きな違いはないと思っているんですね。
何が違うかっていうと、我々ってお客さんのメール配信を成功させたいんですね。
徳田さんは多分いろんなパターン知ってて
使いこなせるので、mailchimpさんでも全然問題ないと思うんですよ。
でも、日本のメール配信されてる方の
およそ7割ぐらいの人って、いろんな仕事を兼任でやってるんですよ。
例えば、営業担当が空いた時間で見込み客にやるとか。
そうなってる方々ってメールマーケティングの勝ちパターンを自分で調べて、正しいセグメントに配信するって難しいじゃないですか。
安藤氏
我々はツールっていうのは、配配メールというツールはサービスのひとつだと思ってるんですね。
その後にある、こういうテクニックを紹介したりとか、ユーザーさんを集めて成功事例共有したりとか、そこを我々は重視してます。
徳田
なるほどなるほど!
ツールはツールであって、それをどう活用するかとこまでフォローされてるという事ですね。
安藤氏
そうですね!
徳田
実際、安藤さんって今回もそうですし、色んな記事に出たりとか情報も出されたりとか、
twitterでもたくさんRTされてていいなと思ってるんですけど(笑)
情報発信するのもメールサービス提供する会社の役目みたいな感じなんですね。
安藤氏
だから我々が勝ちパターンを甘さず開示していく事で、
皆さんがそれ真似して皆さんがメールマーケティングでうまくいけばいいと思ってます。
もう一つは、質の悪いメールマーケティングを止めさせたいんですよね。
誰かに構わずメールを配信する、毎日うざいぐらいに配信するなどは意味がないってことをしっかりと伝えていきたいと思ってます。
徳田
なるほど!確かにそうですね。
メルマガの開封率だったりとかこういう時間に送った方がいい、
みたいな統計データをとったレポートもありますよね。
WACULさんでしたよね?
安藤氏
そうですね。
AIアナリストを提供するWACULさんと共同でやってるんですけど、
このレポートは近日中にオープンに出来る時が来たら皆さんにお渡ししたいと思います。
徳田
メールマーケティングを配信するその皆さんのデータをお持ちで、統計データだったり勝ちパターンを知っているという事ですね!
安藤氏
時代とともに勝ちパターンは変わっていくので、私達が話してるテクニックが5年後に通じるかは分からないんですね。
なので私達は責任もって、ずっと分析し続けて
勝ちパターンを提供していければいいなと思います。
徳田
本日はありがとうございました!
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安藤 健作 氏
2006年入社。現在はマーケティング・クラウド事業部長として、メールマーケティングサービス「配配メール」の総責任者を務める。
メールマーケティングの正しい理解と運用を広めるため、各所にて記事の執筆やセミナー登壇、Twitterで啓蒙活動を実施。
株式会社ラクス 様
2000年設立。IT技術を、「楽」に企業の発展に活用できるように、お客様の課題解決やビジネスの成長を、クラウドサービスとIT人材で支援。
中小企業の集客・販促活動に携わる方のメール配信業務を支援するメールマーケティングツール「配配メール」を提供している他、お問い合わせ対応やマーケティングなどのフロントオフィス業務を支援する複数のサービスを展開。
配配メールサービス:https://www.hai2mail.jp/
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