対談
Interview
今回の対談では、デジタルマーケター ジュンイチさんに新しくなったGA4(Google Analytics 4)についてお話を伺います。
【デジマ研究所 ジュンイチさん】
副業としてブログを始め、マーケターとして独立。成果につながる方法を模索し多くの実績を残す。笑いと愛と夢を持ち続けることがポリシー。
徳田
こんにちは!世界ボカンの徳田です。
本日は大阪の超有名なデジタルマーケタージュンイチさんですね。
ジュンイチチャンネルさんとのコラボレーションで、GA4(Google Analytics 4)についてお話しいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ジュンイチ
よろしくお願いします。
もう世界へボカンという名前には負けてしまうんですが、今日はよろしくお願いします(笑)。
徳田
ジュンイチチャンネルさんのコラボなんですけど、ちょっと簡単に自己紹介お願いできますか?
ジュンイチ
大阪を中心に活動してますデジタルマーケターのジュンイチと申します。
デジタルマーケティングってあまり聞き慣れない方も多いと思うんですけれども、僕的にはですね、ホームページとか、ブログとか、SNSとか、メール、LINE、データ分析、広告も全部やって、頑張って集客していきましょうよ!マーケティングしていきましょうよ!っていうのが「デジタルマーケティング」、という感じでやっております。
今日はですね・・・僕データ分析が好きなんですよ。
今日のテーマはGoogle Analyticsの新しいGA4のお話だと思うんですけど。
僕、すごくGoogle Analyticsを見るのが好きで、メシ食いながら見れる位、リアルタイムを見ながらメシ食える位、すごい好きなんですよ。
徳田
GAをおかずにご飯が食べれるという(笑)。
ジュンイチ
食べられますね(笑)。
それぐらい好きなんで、今日は何かお役に立てればなぁと思いまして。
よろしくお願いします。
徳田
宜しくお願いします。
徳田
じゃあ早速、GA4の管理画面、ご自身の管理画面を共有いただけると言うところなんですけど。
ジュンイチ
そうなんですよ。
もう見せて困るものないかなぁと思って、良かったら表示させていただいてもいいですか?
徳田
ありがとうございます。
コラボでね、すごい自分の身を削るっていうのは素晴らしいなと思って…。
本当にありがとうございます。
ジュンイチ
いえいえもうね、弱ってきてるんですよ(笑)。
ちょっと共有させていただきます。
今の現状をお見せしながらどう変わったの?というのを徳田さんと一緒にお話しできたらなと思ってます。
これ、実はもう変わっているGA4の画面なんですよ。
ここが違ってるなみたいに気づくとこあります?
徳田
左側の項目がちょっと違ってますよね。
ジュンイチ
この辺がね、見慣れない用語が結構出てきてると思うんですよね。
この「エンゲージメント」とか、「収益化」、「維持率」、「テクノロジー」もそうですね。この辺とかは今までになかった部分かなぁと思うので。
開けてみても中身がガラッと変わってるんで、もう「ウッ」てなりましたね。
まぁ、今も正直、今日徳田さんのためにGA4を研究してきたんですけど、ぶっちゃけるとまだよくわかってない部分も多いので、今日は「おや?ここはこうなるのかな?」っていう、ちょっと手探りで一緒に勉強していただけたらなと思います。
徳田
はい、いつも見てるところがどうなっちゃったのか?っていうのが気になりますよね。
僕らだと、オーディエンスとかだと、国とか地域とか見たりとかしてたりしますし、集客のところでどういうチャネル別にトラフィックがあるかとか、そういうのを見たりとかしたり、掛け合わせで見たりたとかするんですけど、その辺って普通に存在するんですかね?
ジュンイチ
正直、その辺は大丈夫です。
コンバージョンの計測が「これどうやって設定するの?」みたいなところになってしまってるので、ここは僕なりに、こうやったら反映するんじゃないかなっていうのをですね、お伝えできたらなと思っています。
ジュンイチ
じゃあまず集客の部分なんですけどここはそこまで変わってないかなぁと思ってまして、「集客」っていうところを押していただくと、「概要」、「ユーザ獲得」、「トラフィック獲得」となっているのでまずは「概要」という所ですね。
ここ見ていただくとGA4が始まったこの辺ですね、10月の半ばぐらいからのデータなんですけど。
これまず何人新しいユーザ獲得できてますかって言うのと今まではなかった「リアルタイム」もついてくるんですよね。
さっき徳田さんが仰ってたじゃあどこのチャネルから来ているのか?これはこの辺からわかりますね。
徳田
なるほど。
ジュンイチ
新しいユーザーどこから獲得しているのかとか、セッションもどこから獲得しているのか。
まぁほとんど一緒ですけど、詳しく見たかったらこの「View user acquisition」という所へ行っていただくと、もう少し詳細なディメンション設定とかができたりします。
ジュンイチ
ここのディメンションのメニューが結構、変わってるんですよね。
この+を押してあげて(プルダウンメニューが開く)、これだったら国とかありますよね。
「国」とやってあげて(選択すると)、これで「Japan」とか「United States」とか「Australia」とか国が出てくるので、この辺はそこまで難しくないかなと思います。
今までよりももうちょっとシンプルになった感じですかね、セカンダリディメンションって文字が出てきてないんですけど、この+を押してあげると、その下の部分ですよね、紐付ける部分をここで調べることはできます。
徳田
なるほど。
ジュンイチ
「行動」が無くなってたやつですね。
徳田
そうですね。「行動」はどこいったんだろうっていう所ですね。
ジュンイチ
あれがエンゲージメントっていうところに入っているはずです。
こちら開けていただくとまず概要っていっていただくと、一応ですねまず簡単なとこですね。
どのページがどんだけ見られているかっていうのはこの表示回数っていう所ですね、ここで出るようになってます。
徳田
これ表示回数っていうのはクリック数みたいな感じですか?セッションとか。
ジュンイチ
はい。ここまで僕もちょっと把握はできないんですけど、恐らくそうですね。
ページが表示された回数でページビュー数だと思ってもらえたらと思うんですけど。
徳田
ページビュー数ですね。
ジュンイチ
よく聞き慣れない「タイトル」と「スクリーン」って書いてあるんですけど、「スクリーン」ってなんだと思いますか?
徳田
表示されたうんちゃらみたいな感じの雰囲気ですよね?
ジュンイチ
実はこれ一応いろいろヘルプとか読んできたんですけど、この新しいGA4ってウェブサイトだけじゃなくてアプリの分析もできるんですよね。
アプリの画面いろんな画面のことをページって言わずにスクリーンって言うみたいなんですよね。
なのでこのウェブサイトだけやっている方は基本このスクリーンクラスみたいなところはあまり関係ないところかなと思います。
ただ自社でアプリとかされてて、アプリのこのページにどれぐらいの人が来ててとかいう方(調べたい方)はこのスクリーンクラスっていうところを見ていただければいいかなと。
徳田
なるほど。じゃあ見なくて良いところもあるんですね。
ジュンイチ
そうですね。
徳田
なんか2021年からSEOの検索順位がコアウェブバイタルって言ってユーザの行動とかも順位に関係してきますよ、みたいな話があったじゃないですか。
GA4って、そこともやっぱ関係してくるのかなぁっていうのはちょっと思っていて、その辺のヒントになるのかなぁっていうのを勝手に考えていますね。
ジュンイチ
確かにそうですね。なんでこれに切り替えたのかって言うと、昨今Cookie問題があるじゃないですか。
Cookieを法律で使うのを廃止しろとか、個人情報だから使うなみたいなところがあるから、そのデータを用いなくてもGoogle Analyticsで正確なデータを捉えたいと、そういったところから、このGA4にアップグレードしてるみたいですね。
徳田
なるほど。昔トラフィックの検索のところでキーワードのデータは取れてたじゃないですか。
それが今「Not provided」になったみたいな感じでどんどん顧客の個人情報っていうところが見えなくなって、Google広告でもクエリも徐々に見えなくなったりきたりとかしているので、そういうところでそこに対応したデータ解析のツールがGA4みたいな感じですかね?
ジュンイチ
そうなんですよ。
ちょっとまだどういうことかイメージはそんなついてないんですけど、今回Google4を発表された時にGA4の公式ブログか何かで書いてあったことなんですけど、今回は基本的には顧客の行動ベースで分析してますっていう感じだそうです。
今まではプラットフォーム毎のアクセス数とかその辺を断片的に集めていたっていうことなんですけど、それを顧客の行動中心に測定してます。
それを新しいCookieでもないIPとかでもないGoogleシグナルっていう新しい測定の指標ですかね? そういうのを使って皆さんがウェブサイトにどういう風に訪問どう関わってるのかっていうのを検索できるようにしてますよ。
まぁ、ちょっとこの辺がまだイメージ掴めてないですけど、いずれにしろ個人情報保護を中心に考えてそれでもしっかり分析できるように考えてきているということなんですよね。
徳田
なるほど。
Google広告とかでも最適化っていう自動最適化とかがあって同じキーワードで検索してる人もユーザーの行動によってこいつの方がコンバージョンしやすいぞっていうのを機械学習したりするじゃないですか。
そういうユーザーのシグナルとか傾向っていうのは多分見てるんですかね?
ジュンイチ
めっちゃ徳田さんが仰ったことが書いてあって、今回のGA4のメインのところとしてやっぱり機械学習っていうのがすごくキーワードとして出てきたんですよね。
GA4の中でも機械学習によっていろいろインサイトを提案してくれてっていう部分があります。
(僕らの顔の動画ウインドウで画面が隠れていて)ちょっと映るかわかんないですけど、右上の部分にインサイトっていうボタンがあるんですね。
これ押していただくと、ここにいろいろな質問の候補っていうのが出てきまして。
こんな感じで「下の質問から1つ選択するか、検索バーに質問を直接入力してください」って書いてあるんですけど、ここから何を知りたいかっていうのを選んであげれば勝手にGoogle Analyticsがデータを出してくれるんですよ。
ジュンイチ
ユーザー属性と「最も使用されている言語は何語ですか」っていうのを押してあげると、こんな感じで日本語を話しているユーザーがこんだけ1週間で来てるんだなぁって。
今までって、自分でレポートを見に行かないとデータって取れなかったところが、自動で知りたいだろうなぁっていう質問を並べといてくれるので、ここから知りたいデータを出せますね。
これ面白いです。
あと、トラフィック分析とかしてあげるとまだちょっとね、昨年の比較は今できないと思うんですよ、新しくなったばっかりなんで。
この辺もまたデータが溜まってからだと思うんですけど、この辺も自動的に比較してくれたデータを出してくれたり。
徳田
へー面白いですね。
ジュンイチ
面白いです。
なのでこの辺は便利なんですけど、何せ戸惑うと思います、最初。
徳田
まぁ、GAってあるのはわかってるけど、どう分析したらいいかとか、指標とかもあるじゃないですか。
直帰率は何%以下みたいなあったりとか。
それってサイトの特性とかブログなのかECなのか問い合わせベースのサイトなのかによって違うので、どう使うかっていうのは自分なりに基準値を持ってないとなかなか見れないですよね。
ジュンイチ
そうですね。なんかGoogle Analyticsを使い始める人ってまずは自分のサイトがどれだけ見られてるのかな位の感覚で見られている方が多いと思うんですけど。
徳田
そうですね。
ジュンイチ
1日何人きたとか、やった!100人きた!嬉しい!とか、まぁ、そこから始まると思うんですけど。
でも、そこだけでは結局何もコンバージョンにも繋がらないので、やっぱり、その自社の達成したい目標っていうのを設定した上でAnalyticsを使わないと本当はダメなんですよ。
徳田
そうですね、ジュンイチさんのGAのめちゃめちゃ見られてる動画もゴール設定が大事ですって言ってますもんね。
ジュンイチ
そうなんです。
そこがないとねウェブサイトなんとなく運営してもしょうがないですもんね。
ただ僕もすごく戸惑ってるのがまさにそのゴール設定のところで、ここがかなり変わってるんですよ、メニューが。
徳田
なるほど、ここゴール設定取れないときついですよね。
ジュンイチ
それをですねコンバージョンっていうところですね。
今までもコンバージョンっていうメニューがあったと思うんですけど、これを押していただくと、ここ何も最初出ないんですよ。
何も出ないので自分でコンバージョンイベント設定する必要あるんですけど。
ジュンイチ
今まで設定できたこの管理という所のビューの中に目標っていうのがあったじゃないですか。
徳田
そうですね。URLの到達とかありましたね。
ジュンイチ
あれがないんですよ。
徳田
なるほど。どうしたらいいですか?
ジュンイチ
どこで設定したらいいかっていうところで、ちょっと僕も探り探りではあるんですけど…タグマネージャーを使ってあげるんですよね。
徳田
そういうこと?
ジュンイチ
今のところ(笑)。
私が今、試行錯誤してこれ、どっから設定すんのかなぁっていうところで、タグマネージャーを経由させないと上手いこと反映させられなくて。
これを押すとイベントの名前をつけてくださいっていうのしか出ないんですよね。
どういうこと?と思って例えば「テスト」と入れます。
これ、保存してあげるとそれだけなんですよ、これ何を設定したの?となるじゃないですか。
「テスト」って名前をつけて保存はしました。この「テスト」で何を計測してくれてんのって分からないじゃないですか。
徳田
コンバージョンの設定の切り替え方をわかってないと結構きついですね、ECとか。
ジュンイチ
きついです。到達URLの設定とかあるのかなと思ったら、そういうのが無くてですね。
すごく困ったところでタグマネージャーを覗いてみた時にタグマネージャー側でイベントの設定ができた。
トリガーを作って到達したいページのURLを入れてそのトリガーが発動した時だけこの「テスト」っていうものが動くとか、そういう風に上手いこと連携してあげないといけないんですよ。
徳田
なるほど。これ、結構アレですね。ハードル上がりますね。
ジュンイチ
めっちゃ上がりましたね。
でも、もしかしたらもっといい方法あるかもしれないですけど…。
ちょっとハードル上がるかもしれないですけど。
徳田
タグマネがわかってない人は一旦移行するのは待ったほうがいいってことですね。
ジュンイチ
待ったほうがいいですね。
今までのGoogle Analyticsを使えないかっていうとそうではないんですよ。
何故かと言うとこのGA4に移行する時って前のデータ持って来れないんですよね。
だから必然的にプロパティーが2個できるんですよ、今までのGoogle AnalyticsのやつとGA4のプロパティーと。
前のデータを見られなくする事はしないと思うので…しばらくは。
なので、僕の予想ではありますけど、まだGA4も発展途上なのでコンバージョンの設定わからない人が増えてきたら、このGA上でもできるようになるんじゃないかなと思いますね。
徳田
タグマネを使いこなしてる人ってなかなかインハウスとかでいないと思うんですよ。
ジュンイチ
いないですよね(笑)。
そうなんですよ、なので、ここはちょっと皆さん困るかもしれないなと思ってます。
徳田
タグマネの問題になると、タグマネのタグをカートによっては、入れにくい問題とかあるじゃないですか。
そこだとGAとかタグマネの問題から、またちょっと広がっちゃうじゃないですか。
ジュンイチ
めっちゃ広がりますね。
徳田
なのでちょっと大変ですね。
ジュンイチ
そうなんですよ。そ
こがちょっとGoogleさんもうちょっと優しくしてくださいって言うのは思いますね。
徳田
Googleさんも多分この動画を見てると思うので。
ジュンイチ
お願いします(笑)。
なので、ちょっとコンバージョンのところを今すぐ設定することが難しい方は今までのプロパティーをしっかり残りしておけるので、今まで通りそちらで計測されてはどうかなと思います。
徳田
データは継続して今のところ計測されてるってことですね。
ジュンイチ
今切り替えたGA4のプロパティーもあり昔からのもあるので。昔からのほうは今日も明日もどんどん溜まっていきます。
徳田
なるほど。試しにGA4のプロパティーを作ってみること自体はできるってことですね。
ジュンイチ
そうなんですよ。これは早めにやったほうがいいと思います。やっぱデータって早めに取り始めたほうが絶対いいと思うので。
徳田
確かに。じゃあジュンイチさんが早めにやったほうがいいって言ってるので、何かあったらジュンイチさんの責任でちょっと皆さんやってみてください。
ジュンイチ
クレーム来たらちょっとスルーかもしれない(笑)。
徳田
自己責任でやってみてください(笑)。
ジュンイチ
自己責任でお願いします(笑)。
ジュンイチ
そうですね。あと何か気になるメニューあります?
徳田
サチコ(Search Console)のデータとかGoogle広告のデータとかは普通に集客で見えたりするんですかね?
ジュンイチ
サチコのデータがですね恐らく見れないです今。
徳田
あーそうなんですね。そうなんだ。
ジュンイチ
サーチコンソールとの連携っていうメニューがなくなってるんですよね。
これが今丁度、その管理のところで旧Google Analytics今までのはSearch Consle連携メニューがあるんですよね。
それがまた今回なくなってるので。もうサチコのデータはサチコで見てくださいっていう感じになってますね。
徳田
再度もう何が入ってるかっていう概要をクリックしないとわかんないですしちょっと不親切になりましたね。
ジュンイチ
ちょっとね、この辺は不親切ですねまだ。
徳田
まだうちのメンバーもやっと集客とか行動とかユーザーのところを見て、「あ、こういう人が来てるんだな」とか「こういう行動してるんだな」とか、ようやく見て、分析して、アクション考えてサイトとGA行き来できるようになってきたのに、今、GA4に切り替わるとちょっとまた勉強しなきゃなぁっていう感じですね。
ただいずれこっちに移行するんですよね?
ジュンイチ
それは間違いないですね。
今までのGoogle analtyticsだとさっき言ったみたいに個人情報という点ではほぼ不十分な上でデータとってるはずなんで。
それが今回はGA4はかなり配慮して作られているということなので間違いないですね。
徳田
なるほど。そういう意味ではサチコのデータもまた取れなくなってくるんですかね。
ジュンイチ
可能性はありますよね。
徳田
キーワードのクエリってほんとにユーザーの人とかが見て取れるじゃないですか。
ジュンイチ
そうなんですよ。ここまで見れないと辛いですね。Google広告はリンクがあるのでここはしっかりと見ることができます。
やっぱりこのGoogle広告を使って欲しいんだと思います、このGA4は。
Google広告のパフォーマンスがどうなったのかっていうのをしっかりとこのAnalyticsでも計測できるようにっていうのを意識されてるみたいなので、Google広告遣いには便利になっていくんじゃないかなと思います。
徳田
Google広告のコンバージョンが設定できないサンクスページがないサイトとかって、タグマネ等でアクションをコンバージョンとしてGAで取って、それをGoogle広告のコンバージョンとしてカウントする着火みたいなのをやったりしてるんですよね。
そういう細かい作業やってたんですけど、今デフォルトでタグマネの理解が必要ってことですね。
ジュンイチ
そうなんですよ。
なんかすごく分析士の方というかその方の需要が上がってくるんじゃないかなと思って、僕、これちょっと徳田さんのチャンネルで言うのもアレかもしれないですけど、分析士になりたい方は多分今後すごく仕事が増えるんじゃないかなと思います。
徳田
確かに。
結構、個人であったりとか企業のインハウスとかであったりとかすると、データだけ見ちゃったりしててサイト見てなかったりとか、検索結果見てなかったりとかするので、その分析する方っていうのはより客観的にサイトとデータを行き来できると打ち手とか見えてくるし傾向も見えてくるんじゃないかなって思いますよね。
ジュンイチ
そうですね。総合的にそのアドバイスができる分析士の方が絶対求められると思うので。
徳田
なんかでも大阪にそんな分析とかGAが得意な人なんているんですかね。
ジュンイチ
僕だけじゃないですかね(笑)。
いや、いっぱいいらっしゃると思うんですけど(笑)。
そんな多分打ち出している方が少ないって言うのと、恐らく東京もそうなんですけど、分析士の方って華やかに見えないじゃないですか。
徳田
確かに。
ジュンイチ
YouTubeberとかインフルエンサーの方は華があるんですけど分析士って華がないので。
徳田
敵に回しましたねアクセス解析界を(笑)。
ジュンイチ
違うんです、僕は分析士側なんですけど味方になりたいから。分析士の方に華をこれから持たせたいっていうか。
徳田
これからは分析士の時代ですね。
ジュンイチ
そうなんですよ。
これねちょっとまた話違うかもしれないですけど、アメリカの方でデジタルマーケティングをやってる方に、「今、自分のスキルの中で目標としているレベルに達してない項目ってなんですか」っていうアンケートを取ったのがあるんですよね。
で、デジタルマーケのスキルってそれこそSEOもあればSNS運用もあればマーケティングオートメーションとかメルマガ運用とかいろいろある中で、「分析が苦手だ」って言ってる方が1番多いんですよ。だからこそ、やっぱりこの分野の需要っていうのは今後増えるだろう。
まぁ、こういうことやっぱアメリカの方でも言われてるので。
これはあの今ですよ分析士になるなら。
徳田
この動画を見て分析士を目指したい方はジュンイチさんのメルマガの登録と。
ジュンイチ
すみません、何度も宣伝していただいて。
徳田
ジュンイチさんがまた動画作ってくれるかもしれないんで。
ジュンイチ
そうですねタグマネも結構基礎編からあるんですよ、YouTubeで。
徳田
では、それを概要欄に入れておくのでちょっと見ていただけると。
ジュンイチ
ありがとうございます。
ジュンイチ
なじみがある方はこれがタグマネージャーの管理画面ではあるんですけれども。
ジュンイチ
まず最初に必要なのがトリガーというのを作る必要があるんですよね。
ピストルのトリガーを引くとか言うじゃないですか、着火させるっていうそういう意味なのでトリガーと呼ばれています。
トリガーというのが、どんな時に『コンバージョン』って呼びたいか、「どんな時に」みたいな条件です。
例えば、「購入後のThank youページに到達した時に」とか「カートに追加された時」とか、そういう条件を決めるのがトリガーなんですね。
まず、作らないといけないのはトリガーという部分なんですよ。
例えば、僕の例で言うと、ウェブサイトにE-bookを置いていて、E-bookをダウンロードするためにメルマガ登録が必要です。
メルマガ登録が終わった後に必ずこのThank youページに来てもらうんですけど、この「Thank youページに来ました」というのをまず、トリガーとして条件を作っておくんですね。
ジュンイチ
これを作っていただいた後に今度タグという(ものを設定します。)じゃあ、この条件を使ってGA4のタグをね作っていくんですけど、このタグの新規というところに、例えばですよ。「Ebookサンキューページ到達タグ」とかこんな感じでタグの名前をつけておきます。
ジュンイチ
「タグの設定」という所を押すとここに新たに「GA4イベント」っていうのが出来たんですよ。
ここを選ぶと「設定タグを選択」で予め入れておいたGA4タグっていうのがあるんでこれもまたちょっと改めて説明します。
これを選んであげてこのイベント名ここですね自分のオリジナルの名前をつけてあげるんですよ。
それこそ「Ebook完了」とか。
あとパラメータ。ここは正しいかどうかまだ迷ってるんですけど。
ジュンイチ
ページURLとかいうのを追加してます。両方にユーザーダウンロードしても反映されなかったので、一応ページURLをここに入れるようにしてます。
またちょっと正しい方法が、これちょっと違ってたらまた徳田さんにご連絡して改めて動画もお送りしようと思います。
ちょっとまだここが不安なところですね。
このトリガーっていうところがあるんですけど、こちらに先ほど作った「E-bookのサンクスページ」っていうところにトリガーを設置してあげると、ここが見られた時にGA4で「Ebook完了」っていうイベントが発生しますよってタグになるんですよね。
これが新しくなったGA4の全てのイベントっていうところに反映されるんですね。
例えばテスト1(イベント名)とか、ここに「Ebook完了」って出るようになるんですよ。
それをコンバージョンに入れたい場合、「コンバージョンとしてマークを付ける」っていう風にしてあげると、それがこのコンバージョンのところにも反映されると。
徳田
うおーなるほど! すごい。
複雑というか…。難しくは無いけど、知らないとわからないですね。
ジュンイチ
そうなんですよ。
徳田
なるほど…。
これは動画、めちゃめちゃありがたいですね。
ジュンイチ
ちょっとこれはほんとにまだまだ変わるかもしれないしもっと良い方法があったらぜひまた教えていただけたらなと思います。
もう…ここは最初はプロの方に任せてください。分からなかったら。
徳田
そうですね。多分プロの方もこの動画見て「あー、そっかそっか」ってやるかも知れないですよね。
ジュンイチ
そうなんです。
徳田
既存のタグとGA4のタグは並列にする感じなんですか?
ジュンイチ
並列します。両方入る状態になりますね。
徳田
なるほど。タグマネが既に入ってればいいと思うんですけど。
タグマネのタグを入れてGAのコードをタグマネに格納してタグマネで全部管理できるようにしてGA4のタグも発行して入れてみたいな感じですよね?
ジュンイチ
その準備がいるんですよ。
徳田
なるほど。今Shopifyとかだと、ShopifyのUAIDでしたっけ?入れたらポンって出てくるんですよね?
ジュンイチ
はい。
徳田
タグマネがShopifyのライトプランとかまでだとタグマネを入れるスペースってもうデフォルトになくて。
ジュンイチ
有料プランじゃないと入れられないの多いですね。
徳田
ハイプランじゃないとなくて裏技で入れる入れ方とアプリを入れて入れる場合があるんですよね。
そのカートによってもタグマネの導入の手順が違ったりとかしますし、GA4に移行するって言うのは、GA4単体の話だけじゃなくて…コンバージョンを計測してるのであればタグマネもできるようになって行かなきゃいけないってことですよね。
ジュンイチ
そうなんですよ。
より一層、タグマネが使える方は、もう、引く手あまたになっていくんじゃないかなと思いますね。
徳田
ユーザーの行動とかを細かく分析できるようになるってメリットはありつつも、ちゃんと使いこなせないとコンバージョンデータ取れないので、「どのチャンネル」とか、「どの国」とか、コンバージョン取れてるかって分析ができないので、次の打ち手の優先性が難しくなってしまいますね。
ジュンイチ
そうなんです、なのでちゃんとコンバージョン計測ができるっていう自信がないとGA4はまだ活用までは行けない感じですね。
徳田
なるほど。
ジュンイチ
あと一点、面白いのがありましてこの分析っていうメニューがあるんですよね。
分析という事ところ押してあげるとこのテンプレートギャラリーっていうのがあってこれがちょっと面白くて。
これ開けてあげるといろんなメニューが出てくるんですよね。
以前のGoogle Analyticsで見たなみたいなのもあるんですよね。経路の分析とか目標達成プロセスとかこの辺ってあったじゃないですか。この辺のレポートを自動で生成してくれるんですよ。
徳田
へーそれは便利ですね。
ジュンイチ
そうなんです。
例えば「経路の分析」っていうのをポチっと押してあげると。
今、エラーが出るんでこれはなくなるんじゃないかなと思うんですけど、これ、エラー関係なしで普通にセッションスタートしてページビューっていう感じでこんな感じで行きますよっていう…まぁ、こういう画面にはなっています。
徳田
なるほど。
ジュンイチ
以前とちょっと画面が違うんで、「これは何か違う?」ってなると思うんですけど、こういうレポートをいろいろデフォルトで用意してくれてるんですよ。
分析のテンプレートギャラリー結構いろいろありまして。「ユーザ獲得」っていうところも…何かこのエラーが出てくるんですけど…。
ここも、それこそどのソースからきましたか、とか勝手にこのメディアも取ってくれてて、どのメディアから来てますかとか。ソースメディアはどこですかとか。
徳田
なるほど。
これもゴール設定しないとね。
ジュンイチ
ユーザの獲得ぐらいしかわかんないので。
こういうレポートまで分析の所には用意されてますよってとこですね。
徳田
なるほど。
このGA4のアナウンスがあって…施行されてから記事を書いてる人もいると思うんですけど、やっぱ、ちゃんとここまでしっかり見て、タグマネもゴール設定も含めてやられていて、解説されている方って、いないのかなと思うんですね、あんまり。
ジュンイチ
そうですね。まだあまり見受けられないですね。
徳田
いろんなGoogle広告とかFacebook広告とかSEOリスティングっていう形で割と1つの施作にこだわらずにお客さんの課題に寄り添って取り組める業者さんって少ないじゃないですか。
ジュンイチ
そうですね、はい。
徳田
それでGA4の話もそうですけど、いろいろな観点でジュンイチさんって、めちゃめちゃお人柄が良いので相談できたらなぁと思いました。
ジュンイチ
ありがとうございます。
もう、素晴らしいマーケターさんがね徳田さんも始めいろいろいらっしゃるので。とっつきやすさで勝負だって言う感じです。
徳田
もしGAとか集客で困っている方はぜひジュンイチさんにご相談いただけると。
他のGAとかタグマネの解説の動画とかもメチャメチャうちの奥さんが家で見てて…家のメインのテレビでジュンイチさんの動画を見てて。
ジュンイチ
恥ずかしいですね。
徳田
食卓でSearch Consoleの話とかするんで…本当にもう、ジュンイチさんのおかげです、ありがとうございます。
ジュンイチ
(笑)
徳田
本日はジュンイチさんにGA4の解説をしていただきました。
貴重なお時間いただきありがとうございました。
ジュンイチ
とんでもないです。今日はありがとうございました。
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