対談
Interview
この記事を読むことでアメリカ向け物流の秘訣がわかります。
【オープンロジ シニアパートナーアライアンス 臼井拓也氏 略歴】
営業職で経験を積みオープンロジへジョイン。
パートナー企業と厚い信頼関係を構築する。
挑戦をし続ける会社の物流面をサポートする。
【世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田祐希 略歴】
日本の魅力を世界へ伝えるというミッションの元、13年以上にわたり、多国籍メンバーと共に越境EC、海外BtoBマーケティングに取り組む。
越境EC企業の年商を35億→500億、14.7倍の成長を導くなど数多くの実績を残す。
Shopifyマーケティングエキスパート。
後編はこちらからご覧ください。
世界へボカン株式会社 徳田(以下 徳田)
こんにちは!世界へボカンの徳田です。
本日はアメリカ向けの物流の秘訣についてオープンロジの臼井さんにお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
簡単に自己紹介をお願いします。
株式会社オープンロジ 臼井拓也氏(以下 臼井氏)
株式会社オープンロジという会社でシニアパートナーアライアンスをしております、臼井と申します。
基本的には世界へボカンさんのような会社さんとお付き合いをしていきながら、ECの事業社様をしっかり支援していく会社です。
徳田
ありがとうございます。
アメリカ向けに越境ECをやる方は多いと思うので、物流をやる時の注意点や秘訣を伺えればなと思います。
具体的には、コロナ禍でEMSが送れずDHLなど別のクーリエ使う機会が増えた結果、物流の知識が重要と感じられた方が多いと思うんです。
そのような中でアメリカ物流ガイドを出されたということで、その一部をご説明頂ければと思っています。
臼井氏
はい、越境EC 物流周りの国別ガイド:アメリカ編です。
物流周りでチェックしたい4つのポイントを皆様にしっかり理解して頂きたいと思っています。
ポイント1.配送キャリア
国内でいくとヤマト、佐川といった皆様が普通に使うようなキャリアがあると思います。
しかし海外になってくるとまた別のキャリアを使っていく必要があります。
その配送キャリアをどう選択したらいいのかのポイントをお伝えさせて頂きます。
ポイント2.書類
実際に書類に関して、ヤマトや佐川の場合には送り状のようなものを書くと思いますが、越境ECの場合書類がちょっと変わってきます。
この部分を説明していきます。
ポイント3.関税
関税とは各国の産業を守るという観点から国外から国内に入ってきたものに対して税金を課せるというものですね。
ポイント4.禁制品
関税を確認した後、最終的にこの商品はアメリカで展開できるのか否か
の禁制品という項目を確認します。
この4つのポイントを私の方から説明させていただきます。
臼井氏
まず配送キャリアはどこを選択するのか、という部分からです。
配送キャリアは大きく分けて2種類あると捉えてください。
1.国際郵便
日本の場合は日本郵便ですが、アメリカだとUSPS、中国なら中国郵政と
各国に日本郵便のような国際郵便が存在します。
日本郵便からアメリカにわたり、アメリカの郵便局に該当するものが運んでいくというものでございます。
2.国際宅急便
日本国内で行くとヤマト、佐川に該当する部分になります。
海外だとDHL、FedexやUPSが該当するのでそこから選んでいきます。
まずこの2種類があるとご理解して頂けたと思います。
臼井氏
では実際にどう比較したらいいのかについてです。
5つポイントがございます。
1.配送サイズ
2.料金
3.配送スピード
4.通関手続き
5.損害保証・返送料金
1.配送サイズ
EMS、国際eパケット、DHLの3つを中心にご説明します。
EMSと国際eパケットは国際郵便の部類に入ります。
DHLは国際宅急便の部類になってきます。
EMSと国際eパケットの違いは小型配送か通常の配送かで変わってきます。
それぞれ300cm以内、90cm以内、300cm以内とサイズの上限が変わり、kgも違ってきます。
まずこの自社商品のサイズを見てどのサービスが適しているのかを見てください。
臼井氏
2.料金
料金は基本的に国際郵便の方が比較的安いことが多いです。
国際宅急便の方が比較的コストは高めということが多いと思います。
これだけで全てを判断するには至らないかなと思いますが、料金の部分はすごく重要だと思います。
安価:国際eパケット
比較的安価:EMS
コストは高め:DHL(国際宅急便)
料金はあくまで参考ですがぜひご確認ください。
徳田
国際宅急便って物量が増えると配送料が安くなったりするんですよね。
臼井氏
おっしゃる通りです。
そのためこの一覧だけですべてを決定してくださいとは言えないんですが、量に応じてボリュームのディスカウントがあります。
あとは配送代行の会社が持っている料金表(タリフ)があり、それを活用することも手段の1つとしてあるので、すべてがこのコスト通りにはいかないかもしれません。
これは個人で1個だけ送ると考えたときの料金イメージですね。
臼井氏
3.配送スピード
ここはコストに応じて若干変わってきます。
やや遅め:国際eパケット
通常:EMS
早い:DHL
やはりDHLに限らず国際宅急便の部類は基本的に早いですね。
ここには2、3日前後と書いてありますが実際には今日の午前中に送ったら明日着いていても別におかしくないくらいです。
あとはEMSや国際eパケットなどの国際郵便はJALやANAなどの旅客機と相乗りで輸送されます。
コロナの状況によって飛行機があまり飛んでないということもあるので、現状もう少し日数がかかるかなと思います。
臼井氏
4.通関手続き
通関手続は簡易通関と一般通関があり、関税がかかりやすさが異なります。
関税は全てにかかるわけではありません。
例えば国際郵便は簡易通関なので、中には関税がかからないというケースも正直あったりします。
税関の職員が書類の中からランダムピックをしていくこともあるので、中にはスルーしてしまうものも正直あるのが現状です。
逆に国際宅急便に関しましては1個1個しっかり確認していくので基本的に通関が正式にされていくイメージです。
関税の通りやすさも変わってきます。
臼井氏
5.損害保証・返送料金
こちらもキャリアによって結構バラバラです。
保証だとEMSなら2万円、そこから50円プラスにしていき最高に200万円まで増やせます。
国際eパケットは6,000円までで追加料金を支払う仕組みはないですね。
DHLには世界共通のドルという基軸のようなSDRというものがあります。
なのでこの場合22ドルですね。
返送料は国際郵便の場合は無料です。
国際宅急便の場合は送料の約1.5倍前後が掛かることも多いのでこういったところも比較してもらえたらと思います。
徳田
なるほど。
一見、EMSやeパケットが良さそうだけど色々と見るポイントがあり、実はJALとかANAが運航を停止してしまっているとアメリカなどの国に送れなかったりするんですね。
複数の配送キャリアを持っておくこと自体は結構重要そうですね。
臼井氏
おっしゃる通りですね。
メインの配送キャリアを決めるのは大事だと思うんですが、サブをしっかり持っておくことも必要かなと思います。
臼井氏
実際に皆様がどんな書類を書いていくかとそのポイントを紐解いていきます。
先ほど同様国際郵便と国際宅急便でわけて考えていきます。
EMSで送る場合、基本的には3種類の書類が必要になってきます。
臼井氏
1.EMSラベル:送り状に該当するのもの
2.インボイス:請求書や納品書に該当するもの
3.税関告知書:通関する時に職員の方々にみてもらう書類
この3種類の書類が実際に必要になってきます。
1.EMSラベル
皆様が普段書いているヤマトや佐川の送り状にちょっと似た部分があるかと思います。
国によっては紙のところもありますし、全部電子データでなければダメというのもあったりもします。
今回はアメリカを取り上げおり、ここは電子データが義務化されています。
なので紙ラベルは基本的に使わないと思って頂ければと思います。
臼井氏
2.インボイス
先ほどご説明させてもらった通り明細書や請求書、納品書の役割を果たすもので税関の時にみたりもします。
そのためアメリカは2枚必要になってきますので(電子データになってくる可能性が高い)、間違いが無いように気をつけていただけたらと思います。
アメリカの必要書類は国際郵便条件にありますのでご確認ください。
徳田
インボイスを2部用意しておく必要があるんですか?
臼井氏
1枚つづりと2枚つづりがあり、書く内容は違ってきます。
それを複式で2枚必要なってくるという感じです。
徳田
なるほど、詳しくは国際郵便条件を確認した方がいいですね。
臼井氏
おっしゃる通りですね。
2枚必要という点は気を付けて下さい。
臼井氏
3.税関告知書
こちらは用紙に品名や個数、価格などを記入して頂く必要があり、型はCN22とCN23の2種類ございます。
これは注文頂いた料金によって変わってきます。
そのため料金によってこの2種類を使い分ける必要があるため、どの注文に対してどの税関告知書を書く必要があるのかを注意する必要があるかなと思います。
臼井氏
基本的にアメリカは通関電子データで送る形になってますので、間違って紙で書かないようにしましょう。
基本的にはサイトで自動入力ができるようになってますので、入力をしてきながら書類を作成していくことを皆様にやって頂きます。
一貫して必要書類は印刷も可能となっており、入力と出力が簡単になってきているイメージですね。
徳田
なるほど、Ship&CoやDHLのDECなど外部の起業などが提供しているサービスと例えばShopifyを連携させれば簡単に発行できるんですか?
臼井氏
おっしゃる通りです。
Ship&Coともお付き合いがあるんですが、個人でやる方はすごく便利なサービスかと思います。
臼井氏
次はDHLで送る場合です。
DHLに関しては送り状とインボイスで、税関告知書が必要なくなる仕組みになっています。
同じく電子データは必須になってきますので、手書きの作成は不要になります。
DHL社の送り状もインボイスも先ほど実際に提示したものと似てる部分があるように思います。
ただDHLの方がより簡単ではあるかと思います。
徳田
なるほど、わかりました。
送り状やインボイスなどがしっかり用意できていないと越境ECの重要なポイントの1つである消費税還付などがちゃんと受けれないと思います。
越境ECはShopifyでサイト作ってマーケティングをやるだけでなく、物流もおさえきゃいけないと改めて勉強になりました。
臼井氏
ありがとうございます。
書類の部分で差し戻しを食らってしまうこともあります。
お客様は心待ちにしているのに差し戻しを食らい届くのが遅れ、クレームにつながる可能性もありますし、何よりも自分たちの手間がかかってしまいます。
書類の部分はミスがないようにして頂くのがいいですね。
臼井氏
次に関税についてです。
先ほど説明させてもらったように、関税とは国内の産業を保護する目的で設けられています。
日本は日本の産業を守るために海外から入ってくる商品に関税を掛けますが、どの国もやってます。
アメリカは越境EC展開がすごくしやすいです。
なぜかというと、800ドル以下は基本的に関税がかからないんですよ。
800ドル以下の買い物は大きい部分ではと思っており、そこに関税がかからないのでアメリカはすごく有利かなと思います。
関税に関して自分たちが全部払わなければならないのかなと思われている事業社様もいらっしゃいます。
しかし基本的な仕組みとしては輸入者、つまり購入者が支払うのが一般的です。
中には購入者の代わりに関税を建て替える会社さんもありますが、基本的には購入者:輸入者が払います。
臼井氏
関税率の求め方ですが、HSコードとHTSコードで検索をして関税率を自分たちで調べることができます。
HSコードは世界共通の分類番号になっており、HTSコードはアメリカのコードで、ほぼニアリーイコールと考えて頂ければいいかと思います。
国際貿易取引委員会のページで実際に検索することができます。
すこし厄介なのが英語で入力する必要があるという点です。
ここは簡単な翻訳サイト使っていきながら検索をして頂ければと思っています。
徳田
やっぱりアメリカは越境ECをやる中でも一番売上が上がる国ですね。
ヨーロッパは結構関税が複雑でクレームになったりするので、アメリカをメインでやっていくのは重要なポイントだったりしますね。
臼井氏
そうですね、最初に行くとしたらアメリカは優先度が高くなるのじゃないかなと思いますね。
ヨーロッパだとVATや最近出てきたiOSなどが該当してくるので、結構わからない方も多いです。
臼井氏
次に禁制品に引っかからないかという部分です。
いざ展開しようと思ったとき、この国ではこの商品は販売できないというものもあったりしますので禁制品もしっかり押さえて頂ければと思います。
禁制品で押さえるべきのポイントは3つです
1.法律で禁止されているもの
2.送り先の国で禁⽌されているもの
3.配送キャリア側で禁⽌されているもの
この3つのタイプがありますので1個ずつ紐解いていきたいと思います。
臼井氏
まず日本から出してはいけないものに関しては
・麻薬
・児童ポルノ
・権利の侵害物
・偽造品
の4つです。
基本的に皆様の商品がここに該当してるとは思っていないんですが、そもそもこういう法律があると押さえて頂ければなと思います。
特に私たちでも理解しきれなかった権利の侵害物があったりするので、著作権の関係などをしっかり調べてもらえたらいいと思っています。
臼井氏
つぎにアメリカにそもそも入れちゃいけないものについて詳細に説明します。
特に気をつけたいのは牛肉や肉製品、生鮮食品です。
アメリカの産業で牛肉は大きい部分を占めているのであまり送ることができないんです。
小さいカップヌードルの中身の小さいの具とかでも対象になったりするので、そこは気をつけてもらいたいです。
あとは生鮮食品ですね。
生鮮食品はダメというよりはFDA認証というものが必要になってきます。
こちら公式サイトもありますし、認証を取ってくれる代理店もありますので、特に食品関係を取り扱っている事業社様に関しては要注意ですね。
臼井氏
あとはその他禁止な商品です。
・タバコ
・アルコール関連
・鋭利な器具
・弾薬
・マッチ
・オリーブオイル
などピンポイントですがアメリカではこういったものがその他禁止の商品になってきます。
これが国によってすごく変わったりしますので気をつけて頂きたいと思っています。
徳田
闘牛等に関する文書はすごい意外ですね。
臼井氏
ちょっと面白いですよね。
例えば日本郵便の公式サイトで「関する」というのはどういうことなのか詳細な部分を調べることができます。
先ほどのページは禁止なってるんですが、こちらは制限付きなので条件さえ満たせば送っても大丈夫です。
サプリメントや動物製品などですね。
あとは昆虫などの動物も制限がありますが条件を満たせば送れるものもありますのでこういうところも調べていく必要があるかと思います。
全然該当しなかったらスルーしてもいいと思うんですが、基本的に自分たちの商品を軸にしてちょっと怪しいなと思ったら詳しく見てみるという形がいいかなと思います。
臼井氏
次に配送キャリア側で禁止されているものですね。
先ほどのEMSやDHLなどキャリアごとに違ってきたりもします。
こちらが基本的に国際の郵便で送れないものです。
臼井氏
そしてDHLで禁止されている商品ですが、若干違います。
郵便と宅急便の部分で別れてくることがあったりしますので、自分たちがどれをメインで送るかを軸に考えるのがいいかなと思います。
臼井氏
気をつけていただきたいのがリチウム電池ですね。
カメラやスマホなどに内蔵されているバッテリーのようなイメージなんですが、基本的に機器に取り付けられていて内蔵されていることが必須条件になっており、単品では基本的に送付できません。
内蔵されていれば基本的に送付はできるんですけど、その電池の数量に制限がかかっていたりもします。
4個のリチウム単電池、2個のリチウム組電池(バッテリー)以下であることなどが条件になってきます。
カメラの場合だとリチウム単電池が5つ以上なってしまいますので送付できません。
スマホだと今度はバッテリーになるんですが、バッテリーは3個以上が基本的ダメです。
この条件をしっかり満たしてもらう必要がありますね。
スマホなどを海外に売るとなった時には1回の注文で2個以下にしておかないとダメというイメージです。
徳田
結構覚えなきゃいけないポイントがたくさんありすぎますね。
どんな書類が必要か、どの配送キャリアがいいか、禁制品や関税はどうなのかなどあまりにも物流のことを考えすぎるとマーケットや商品を考える時間が減ってしまいそうです。
なにかおすすめのサービスないですか?
臼井氏
それでは我々オープンロジのサービスのご紹介をさせて頂ければと思います。
臼井氏
物流は自分達でやることに本当に意義があるのかを皆様に見つめ直して頂きたいと思っています。
各事業社様にしっかり利益を上げていき、自分たちの世界観を広めていくことを目的とされているわけじゃないですか?
その中で物流は果たして自分たちがやるべきものなのかどうかという判断が必要だと思います。
時間は平等なので自分たちに有効な時間を使ってもらいたいです。
正直、物流に関しては時間を使わないでマーケティングや商品開発などで売上を上げていくところに時間を使ってほしいという思いがあり、このオープンロジというサービスがあります。
臼井氏
オープンロジとは?というところなんですが、基本的にEC事業社様がお客様になっていて、物流業務全般を請け負いサービスとして提供させて頂いております。
ECの事業社様はオープンロジに相談をして頂ければ先ほど通関処理やインボイスの作成とかを全て代行し、物流を全部自動化することができます。
基本的にすぐ使うことができ、固定費などを一切設けていない完全従量課金です。
どんなに事業規模が小さかろうが一切関係なく利用できるのが我々の特徴かなと思っています。
臼井氏
物流業務の外注のメリット3選として、商品1点からテスト感覚で送ることができ、EMS10%の割引が効き、手間の掛かる書類作成もすべてオープンロジに任せられるというメリットがあります。
時間を使わず割引を効かせて1個からお試しでき、自動化していけるのでマーケティングや販促業務にしっかり時間を使えるのがメリットと思っています。
徳田
たしかに越境ECをやるお客さんって大きい会社でも小さな会社でも担当者さんは限られていて、1人で梱包も発送もやり、最後のインボイスや送り状も作るってなったらかなり手間が掛かりますよね。
臼井氏
はい、おっしゃる通りですね。
EC事業は少数精鋭がほとんどで、大企業さんでも結局ECのチームって1人2人というのが多かったりしますね。
専属の物流担当者をつけることは難しいと思っています。
物流業務に皆さんが圧迫されすぎないようにという思いでこのサービスを提供しています。
臼井氏
さらにはオープンロジなら先ほどお話した1件からという部分もありながら、Shopifyなどに関しては自動連携をしておりすごい好評頂いています。
我々のシステムで手入力は必要なく自動で連携しているので、Shopifyとかで基本的に注文が入ったら自動的にオープンロジが読み込んで勝手に発送する。
皆さんの手を一切動かさない状態も実現できます。
越境ECや流通加工にも対応しており、国内外に送ることができます。
加えてブランド独自の資材などを囲む対応もできています。
徳田
我々のお客様でShopifyで国内と越境EC両方やってる人がいるんですけど
その時ってオープンロジのアプリを入れておけば発送依頼をかけたら
国内も海外も両方とも発送してくれるということですか?
それは便利かも知れないですね。
臼井氏
国内は国内で越境は越境と物流会社が変わるところも結構あったりしていて、そうなってくると業務が煩雑になってしまうんですね。
シンプルになるように1アカウントで国内外にも明日からでもすぐ送れるという形でやらせて頂いています。
あとは最近D2Cという文脈がすごく多くなってきていて、自分たちオリジナルの梱包資材ダンボールを作りたい、パッケージやりたい、ギフトやりたいなど様々な要望がありますが、そこでもしっかり対応をさせて頂いてます。
徳田
同梱物とかはどうなんですか?
臼井氏
同梱物に関しても基本的に納品書などの部分に関しては無料でやらせてもらっています。
例えばサンキューレターを送りたいとなった場合には1枚ごとに8円というプランでやらせてもらったりしますね。
徳田
一緒に送れば同梱してくれるのはいいですね。
臼井氏
気になる料金の部分なんですが初期費用、固定費は一切かからず足し算形式です。
・自分たちでどれだけの荷物を倉庫に送ったか
・どれだけの荷物が倉庫に保管されていたか
・どれだけの荷物を送ったか
この足し算でシンプルな計算でできます
基本的に海外配送料に関してはどのキャリアを選ぶかによって料金が変わってきますのでここは一緒にご相談をしていきたいと思います。
さらに月間1,000件件以上の方に関してはボリュームディスカウントを必ず行います。
そこで配達料に応じて料金のディスカウントを一緒にしていけたらなと思っています。
徳田
海外EMSだけしかやってなかったところをDHLを使う、EMSがアメリカに送れないとなったらDHLに切り替えるなどをオープンロジだと柔軟にできるんですね。
臼井氏
おっしゃる通りです。
ここに上げているキャリアのみならず、Fedexなど他のキャリアとかも実際には用意していたりします。
その事業社様に合った最適なプランを我々のほうから提示させていただきます。
徳田
ありがとうございます。
本日は貴重なお話を頂きありがとうございました!
臼井氏
ありがとうございます
当社がこれまで培った知識やノウハウ、海外の先進事例などを、無料メールマガジンとして配信しております。ぜひご登録ください。
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