対談
Interview
この記事を読むことでサーチコンソールの見方、使い方がわかります。
【サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 ねぎお社長 略歴】
SEO歴16年以上のベテランで結果を残し続ける。
事業規模にかかわらずマーケティングをサポート。
Youtubeでも最新のSEO情報発信にも尽力。
【世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田祐希 略歴】
日本の魅力を世界へ伝えるというミッションの元、13年以上にわたり、多国籍メンバーと共に越境EC、海外BtoBマーケティングに取り組む。
越境EC企業の年商を35億→500億、14.7倍の成長を導くなど数多くの実績を残す。
Shopifyマーケティングエキスパート。
後編はこちらからご覧ください。
世界へボカン株式会社 徳田(以下 徳田)
こんにちは!世界へボカンの徳田です。
本日はサクラサクマーケティングのねぎお社長にお話しいただきます。よろしくお願い致します。
サチコ(Googleサーチコンソール)ですが、我々のお客様でも使ったことない、登録したことない方が多いんですよね。
そういった方々は無料で使えるのにもったいないです。
実際にできることを紹介したらこんなデータ見れるんだと驚かれてる方いらっしゃると思います。
今日は簡単なところから実際の見方までご説明頂ければなと思います。
サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 ねぎお社長(以下 ねぎお社長)
よろしくお願いします。
Googleサーチコンソール徹底解説ということで、設定から使い方までご説明させていただきます。
私サクラサクマーケティング株式会社のねぎおと申します。
サクラサクマーケティングはいわゆる
SEOコンサルティング会社です。
SEOはもう長く16年近くやらせて頂いております。
僕らは中小企業の DX化、強力なパートナーというキャッチコピーでやらせていただいております。
具体的にはサクラサク流SEOメソッドという広告に頼らないSEOとコンテンツマーケティングを使ってお客様の売上を上げるサポートをやらせて頂いております。
ねぎお社長
Googleアナリティクスは見なきゃいけないという意識があると思いますが、意外とサーチコンソールを入れられていない、知らない方もいらっしゃるなと思います。
この記事を読んでいただくと以下のことができるようになります。
1.SEO のスタートラインに立てる
2.正しいSEO を行うことができる
3.SEOで成果を高めることができる
逆に言うとサーチコンソールを知らないと SEO ができないと思っていただいていいかなと思います。
SEO会社に発注したりSEOの情報を集める前にサーチコンソールをまず見る、ここがスタートラインになるかと思います。
・SEO初心者だけど使えるか
・設定が難しそうで分からない
・アナリティクスの何が違うのか
・エンジニアが見るツールなんじゃないのか
といった質問を聞きますが、この辺りも解消していきたいと思います。
今日は
1.Googleサーチコンソールってそもそも何のツールなの
2.Googleサーチコンソールがなぜ重要なのか
3.具体的な設定方法
4.見るべきポイント
を解説していきます。
ねぎお社長
まず Googleサーチコンソールは何のツールかを説明したGoogle公式の文章を持ってきました。
「Google Search Console は、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleの無料サービスです。Search Console に登録しなくてもGoogle検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Googleのサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。」
これを入れてないからGoogleの検索結果に出てこないわけではありませんが、登録することでよりよい結果が出るようになるためGoogleも公式で必須のツールだと話しています。
徳田
自分たちが気づかないクエリで順位が上がっていたりしますからね。
ねぎお社長
本当にいろんなことを教えてくれるツールです。
呼び方は
・サーチコンソール
・GSC
・サチコ
などありますが、すべてGoogleサーチコンソールを指します。
SEOを考える上で必須のツールになります。
何ならアナリティクスよりこっちの方が大事だと僕は思っているほどなので、SEOを始める上は必ず入れてください。
ねぎお社長
なぜ入れる必要があるのかには4つポイントがあります。
1.サイトのパフォーマンスを把握することができる
アナリティクスで見えるんじゃないかと思われますが、アナリティクスはあくまでもウェブ解析でサイト全体のWebを解析するツールです。
サーチコンソールはSEOに特化したサイトのパフォーマンスを見ることができます。
今アナリティクスはセキュリティの問題でどのキーワードで人が来たかがなかなか見れない仕様になっていますが、サーチコンソールを見ていただくとサイトのパフォーマンスが全部分かります。
2.Google視点での不全点を把握、改善できる
そもそも SEO=検索エンジン最適化なのでGoogleで最適化をしようという話ですが、Googleから見た時にあなたのサイトのダメな点、欠陥を教えてくれるツールなので非常に便利かと思います。
3.Googleへ情報を送信することができる
Google視点で色々教えてくれる話をしたんですが、逆にGoogleに対して情報を送信する事ができるんですね。
直した、修正したというコミュニケーションが取れるところもアナリティクスとの大きな役割の違いです。
4.Googleのトレンドに追従することができる
実はサーチコンソールで厄介な点がしょっちゅうグレードアップして新しい機能がどんどん追加されるところです。
勝手な私見なんですが、恐らくサーチコンソールで追加された機能はGoogleが今後重要視していくというメッセージでもあると思ってるんですね。
なので逆に新しく追加された機能をどんどん追従することで、今後の新しいGoogleに追従していける可能性があるんじゃないかと思います。
この4つの観点から、SEOをマスターする上でサーチコンソールの知識が必須だと考えています。
ねぎお社長
もう少しわかりやすく説明します。
左側にGoogleボット君、 右側にサイトオーナー(皆様)と思ってください。
サーチコンソールはツールなんですが、解析ツールやレポーティングツールではありません。
簡単に言うとコミュニケーションツールです。
まず検索レポート。
これによりGoogleがこういう情報、データ、どんなキーワードでアクセスがあるか、どのキーワードが順位が低いかを教えてくれるため、レポートから改善することができます。
加えて例えば「このページが読み込みません」: 不全を教えてくれます。
それを修正したら「このページ修正したので読み込んでください」とお知らせすることができます。
あとはSEOは広告ではないので無料ですが、厳しいガイドラインがあります。
イエローカードやレッドカードも実はサーチコンソールから発令されるんです。
なのでイエローカードが出てしまった場合は、修正後謝罪をするというやり取りもできるかと思います。
また、このページ改善の余地があるというものに対して、参考にし改善しますと言ったように、Googleとサイトオーナーがコミュニケーションが取れるツールだと考えていただければと思いますね。
徳田
かなり昔なんですが、IPで制限して特定の国にしか見せないサイトを作ったことがあるんですよ。
サチコで登録した時に全然インデックス伸びず、なぜだろうと見ていたんです。
インドでのみサイトが表示される設定にしていた為、インドのクローラーどころかグローバルなクローラーも回って来ませんでした。
そのためサイトコロンで検索結果を叩いても出てこないし、サチコでもインデックスが全然伸びず、IPを解除したらクローラーが回ってきました。
これはサチコを見てなかったら大変なことになっていたんじゃないかと思います。
この国に売りたくないからIPで制限してくださいというご要望は結構あります。
しかしそれはSEOを捨てることになってしまいます。
その為、サチコのデータを見てどう解釈するかは重要と思ってますね。
ねぎお社長
ありがとうございます。
Googleは良いコンテンツやサイトを上位表示させてそこにアクセスが集まるようにしていく方向性だと思うんですが、サーチコンソールを使ってサイトオーナーにいいサイト、いいコンテンツにして行ってくださいとメッセージを発信してくれてると思うんですね。
なのでここに従って行けば Googleライク=ユーザーライクのコンテンツサイトに仕上がっていくので、是非サーチコンソールを元にサイトを改善していっていただきたいと思います。
ねぎお社長
設定方法で頓挫してしまう方がいらっしゃるんですが、すごく簡単です。
まずサーチコンソールの設定とは何かと言うと、Googleに自分のサイトの中を見る許可を出していただくものなります。
具体的に4つやり方があります。
1.HTMLファイル
2.HTMLタグ
3.既存プロパティアナリティクスタグマネージャー
4.ドメインプロパティ
基本的にこの4つはサイトオーナーであれば調整できます。
自分がサイトのオーナーだとGoogleに証明できれば設定が完了するイメージです。
1.HTMLファイル
HTMLのファイルをダウンロードしてサーバーにアップロードする。
これでGoogleがこのサイトはサーチコンソールを設定したいんだと理解し、設定が完了します。
ねぎお社長
2.HTMLタグ
meta nameをコピーして指定したHTMLのタグにコピーをする。
アナリティクスのように全ページに貼る必要はなく、トップページだけに貼って頂ければ完了しますので非常に簡単かと思います。
ねぎお社長
3.Googleプロパティを使用する
GoogleアナリティクスやタグマネージャーなどのGoogleプロパティを使っている方は、アナリティクスとタグマネージャーのプロパティと同期させるだけです。
そのためサーチコンソールとアナリティクスのログインメールアドレスを分けずに同じにしておくと簡単に設定できます。
ねぎお社長
4.DNSレコードをGoogleに関連付ける
最後はちょっと難しいんですが、DNSプロバイダーということでドメインを持っている方なので、DNS設定されたことがある方が多いと思います。
こちらにコピーして貼り付けていただく形になります。
一番最初のHTMLファイルとタグを設定するのが一番簡単なので、この2つでやっていただければ問題ないと思います。
これで設定は完了しました。
設定して1日ぐらい経たないと情報が見れないので、数日待っていただければと思います。
ねぎお社長
実際にサーチコンソール見るべきポイントは?ということで、大きく9つの項目に分けて解説させていただきます。
ねぎお社長
サーチコンソールにログインしていただくとこのような画面になっており、左側にメニューが並んでおります。
よく質問頂くのが、どれぐらいの頻度、どのタイミングで見ればいいのかというものです。
SEOをやられている方であれば朝一必ずログインしてサマリーを見て頂いて、異常がないかをまず確認していただきたいですね。
まずは検索パフォーマンスでアクセスがめちゃめちゃ下がっていないか、上がっていないかなどの異常がないかを見てください。
ねぎお社長
その後にカバレッジです。
カバレッジとは何かと言うとサイトの中のエラーページです。
例えばリニューアルしたり設定変更をした際にミスがあり、全ページ404になっている。
全ページノーインデックスになりエラーが急激に増えているとえらいことになりますのでここを見てください。
ねぎお社長
あとはエクスペリエンスですね。
これはユーザー体験という意味なんですが、このグラフが急に上がったり下がったりしてないかを合わせて、まず朝一でさーっとグラフの異常値がないかをチェックしていただければと思います。
ねぎお社長
次にURL検索です。
皆さんコンテンツを作ったり新しいページを作った時、いち早くGoogle に認識して欲しいと思います。
そしたら新しくできたページを上の検索バーに入れてください。
そうすると「URLはGoogleに登録されています」と出ます。
これが出たらインデックスされている証拠で、逆にこれが出てなかったら「インデックス登録をリクエスト」を押して登録を依頼することができます。
お願いしたところで登録されないケースもあるんですが一応知らせることは可能です。
さらにコンテンツの内容をリライトしたなどページを変更した時は、「ページを変更しましたか?」を押していただくと新しい情報になるべく早く変えてもらえる可能性があります。
ねぎお社長
あとちょっとマニアックな話なんですが、いつどんなクローラーが来たのかなど詳しい情報をページ単位で見ることができますので、興味ある方は深堀して見ていただければと思います。
インデックスを促進したい時にURL検査は一番使います。
徳田
新しい記事を書いたりした時とかですね。
ねぎお社長
まさにそうですね。
コンテンツを作っている人はここをばんばん使っていただければなと思います。
ねぎお社長
検索パフォーマンスが皆さん一番使う機能かなと思います。
これは弊社サクラサクラボのデータなんですが、クリック、表示回数、 CTR、 平均掲載順位を押していただくとグラフが出てきます。
例えばクリックだけ見たい場合はクリックだけ押してください。
そうするとどんなキーワードでアクセスがあったのかをここで見ることができます。
ねぎお社長
さらに
・クエリ(検索キーワード)ごと
・ページごと
・国別
・デバイス別(PC、モバイルなど)
・検索での見え方(動画など)
と分けて見ることができます。
結構便利でWebだけ、画像・動画、ニュースなど様々なフィルターをかけることができます。
あとは最大16ヶ月間見ることができますので、サイトがどう成長してどういう曲折あったのかが見れます。
徳田
なるほど、貴社の場合は上がって下がってといった感じですね。
ねぎお社長
そうなんですよ、我々はアップデートの影響をすごく受けています。
ねぎお社長
例えば3ヶ月単位でどうパフォーマンスが変化したかを比較したいこともあるかと思います。
その時にこの「比較」という機能を押してしていただいて、過去3か月と前の3ヶ月を比較すると押していただくと前後3ヶ月のデータを比較することができます。
ねぎお社長
また、いろんなキーワードで集客をしているんですが増えたキーワード、もしくは下がったキーワードも全部調べることができます。
すごく落ちてしまったキーワードは改善をしたり、増えたキーワードはなぜ増えたのかを調査したりできるかと思います。
こういったところで比較機能は使っていただけるといいんじゃないかなと思います。
ねぎお社長
本当に使い方はいろいろございまして、例えばクエリで見て順位を載せることができます
キーワード「ディベロッパーツール」で5.7位ということで、これはまだ伸びしろがあると思うんですね。
ではこのキーワードをクリックしていただき、どのページで上がってるのかを見るにはクリックした後の「ページ」で確認できます。
そうするとこのキーワードでどのURLが上がってるのかを見ることができます。
そうするとページを5.7位のものをよりコンテンツを充実させ順位をあげようといった改善案が思い浮かぶと思います。
アナリティクスに比べるとシンプルなインターフェイスになってるんですが、ここから組み合わせて色々調べることもできるんじゃないかなと思います。
徳田
ねぎおさん的に、インプレッションと掲載順位で行くとインプレッションが何件ぐらい、平均掲載順位が何位から何位ぐらいのものが狙い目とかありますか?
ねぎお社長
キーワードによって変わっては来るんですが、例えば30位や40位のものを1ページに目に持ってくるのは結構難しいと思っているんですね。
逆にすでに3位や4位に入っているものはちょっとした修正で1位、2位に上がってくる可能性が充分あります。
30位や40位のものを引き上げるよりかは、上位のものを最上位に持ってくる改善を考えるとアクセスのインパクトも大きいので、私はそんな見方をするようにしています。
徳田
3位から10位以内のキーワードを優先的に、ボリュームが多いものから対策していくといいんじゃないかということですね。
ねぎお社長
そうですね。
よくコンテンツで結果が出ないからリライトしたいという声があるんですが、元々の順位が50位以下というキーワードの場合、リライト云々の前にドメインが弱いや競合が強すぎるといった要因もあります。
結果が出ているコンテンツに関してより強化する考え方が大事かなと思います。
徳田
優先順位付けをしないと手間に対して成果が見込めないですからね。
ねぎお社長
あとは対象になってくるサイトが限られてくるんですが、Google Discoverをご存知でしょうか?
名前を知らなくてもいつも見てると思うんですが、スマホでGoogleアプリのトップページに行くと皆さんにマッチしたニュースが並んでくる。
ここがGoogle Discoverという呼ばれるものです。
ニュース性が高いコンテンツを扱うとここに取り上げてもらえることがあります。
データを見ると心電図みたいになってるんですが、1回で500クリックくらいなのでインパクトは結構大きいんですね。
Google Discoverを狙ってコンテンツを作り、そこでどんなパフォーマンスがあったかも見ることができます。
ねぎお社長
次に難しくなるんですがカバレッジですね。
これはサイトコンテンツがどうGoogleに見られているかが分かります。
・エラー
・有効(警告あり)
・有効
・除外
とありますが、緑は正しく認識されているページと捉えてください。
現在825ページが正しく認識されてるんですが、だいたいこのぐらいで見ておいてここが大きく乖離がないかを見ていただきたいと思います。
例えば1万ページあるはずなのに825しかないのは異常になります。
ねぎお社長
除外について説明します。
例えば我々の場合リダイレクトしているページが1233あり、ノーインデックス:Googleにインデックスしないでくださいと自分たちで言っているページが770あります。
例えばノーインデックス設定をしてないはずなのに登録されてしまっている場合は、間違って記載されてしまっているケースかなと思います。
なのでこれはなぜか見に行き実際にURLを叩いてみて、これはノーインデックスで問題ないなどを見ていただければと思います。
徳田
自分たちが意図した通りに検索結果が出ていればOKだけど、意図していなかったら何かしらの対策が必要だということですね。
ねぎお社長
あとは「クロール済みインデックス未登録」とはどういうことかと言うと、Googleが来ているのにインデックスされていないということです。
例えばノーインデックスを入れていたりリダイレクトしているなら分かるんですが、それではない。
ということはもしかするとコンテンツの中身にも問題がある可能性があり、Googleからするとこれはインデックスに値しないと言ってくれている。
ようは低品質なコンテンツの可能性があるということです。
徳田
なるほど、割合的な指標はありますか?
ねぎお社長
何パーセントとは一概に言い切れないんですが、自分たちがちゃんと作ったコンテンツだと思っているのにここに出てくるということは、やはりコンテンツの品質に課題があるということだと思います。
徳田
分からない時はねぎおさんに相談したほうがいいということですね。
ねぎお社長
ぜひぜひ、これ大丈夫ですか?というのは相談してください。
ねぎお社長
あとエラーです。
404であれば問題ないんですが、そうじゃなければ課題があるので警告に対して何をすべきかは見ていただければと思います。
ねぎお社長
サイトマップXMLを作るとSEOの世界でよく出てくるんですが、先ほどの URL検査でURLを登録しインデックスの依頼ができるとお伝えしました。
しかし例えばサイトをリニューアルして2000ページほど新しく生まれた場合、一個一個登録するのは非常に時間がかかると思います。
その時にサイトマップXMLというURLの一覧リストを作ることができ、このリスト自体をまとめてGoogleにお知らせできるのがサイトマップの機能です。
ちょっと上級者向けですが、正しくURLを認識させることができます。
ねぎお社長
時々、気づいたら変なページがインデックスされていて消したいという緊急性の高い相談をいただくことがあります。
このページ削除したい場合はここから削除のリクエストができます。
個人情報が載ってるページがインデックスされてしまった、昔のページがインデックスされてるなどはここからリクエストができます。
ねぎお社長
次のエクスペリエンスは最近追加された機能で非常に重要なページになります。
大きな流れとしては、Googleがユーザーがサイトに訪れた際の体験もランキング要因に入れると発表をし、その後この機能が追加されました。
つまりGoogleが皆さんのサイトに対してどんなページエクスペリエンスの評価をしているかを見ることができます。
ねぎお社長
Webに関する主な指標を見ていきます。
モバイルとPCそれぞれ書いてあるんですが、我々のサイトは改善が必要な URLが394もあるんですね。
レポートを開くと難しい話でLCPとかCLSと書いてあるんですが、LCPといはページの読み込み速度が遅いということなんですね。
なのでこのページは改善した方がいいとGoogleはお知らせしてくれています。
ページスピードとかユーザー体験がと言われても、どこを何をすればいいかなかなかわからないと思うんですね。
そのため一度ここを確認し不良のページが出ていたら改善してください。
次に余裕があったら改善に必要なところを調査するということでサーチコンソールからこれらを把握することができます。
そしてモバイルユーザビリティも大事になってきており、Googleもモバイルをベースに考えております。
モバイルサイトに訪れた際、我々4件エラーが出ています。
テキストが小さすぎる、クリック可能なボタン同士が近すぎるなどといったモバイルフレンドになっていないページに対してアラートをあげてくれています。
徳田
結構細かく指定してくれるんですね。
ねぎお社長
そうなんです。
ここをヒントに修正していけばいいサイトになっていくかなと思います。
ねぎお社長
拡張という少し上級者向けの機能についてです。
Googleに何が書いてあるのか、どういう要素があるのかをより伝えることができる構造化データというマークアップの考え方があります。
例えばサイトの上にあるパンくずリストに構造化データをマークアップすると、Googleにサイトの構造が伝わりやすくなったりします。
あとはリッチリザルトという検索結果で時々写真が来たり動画が来たり食べログだと星マークが出てきたりすると思うんですが、あれは全部構造化データでマークアップすると出現するものです。
構造化データで書いたものが正しく認識されているかをここで調べることができます。
例えばエラーによってはイベントという項目でいくつか要素が足りないので書き直してくださいや、この要素を入れてくださいというお知らせが出てきます。
徳田
なるほど、ちゃんと構造化マークアップできれば検索結果で大きく表示されたりリッチに表示させることができるということですね。
ねぎお社長
そうですね、さらに修正があればここで知ることができます。
ねぎお社長
セキュリティと手動に対する対策は本当に悪いことしてる人しか見る必要ありません。
ここがまさに悪いことをしているとイエローカード・レッドカードが出るという恐ろしいコーナーになっています。
出てる場合はサイトにかなり悪い影響が出ていますので早急に改善していただきたいです。
ここが出ないようにガイドラインを守ってしっかりやっていただきたいなと思います。
あとはセキュリティの問題ということで、Googleかなりセキュリティに関しても厳しく取り扱っています。
サイトにセキュリティ上の問題があるとアラートが出てきます。
徳田
なるほど、結構いろんなことが分かるんですね。
ねぎお社長
最後にGoogleはSEOの世界でリンクが大事だと皆さん聞いたことあると思うんですが、リンクをまだまだ大事な SEOの指標なんですね。
(意図的なリンクを作ったりリンクを買ってくるのはNG)
ここではどのページがリンクされてるかとか、どんなサイトからリンクされているか、どんなアンカーテキストにリンクされてるかが全部見ることができます。
さらに外部リンクをエクスポート:リンクが貼られているリスト全部落とすことができます。
そのためどんなリンクが今獲得できてるのか、逆に知らないリンクを把握することもできます。
メンテナンスにはこのリンクをエクスポートしてチェックしていただけるといいと思います。
徳田
いろんな細かいデータが見れて、いろんな打ち手が考えられそうですね。
ねぎお社長
そうですね。
本当に初心者から上級者まで使える機能がいっぱいあるので、まずはURL検索、検索パフォーマンスあたりから入っていただき、徐々にほかにも慣れ親しんでいただけるとSEOのパフォーマンス上げていくことができるんじゃないかなと思います。
徳田
サチコと仲良くなることで検索エンジとも仲良くなれるということですね。
貴重なお話いただきありがとうございました。
ねぎお社長
ありがとうございました。
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