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IT導入補助金の制度変更決定!路頭に迷う越境EC再生の手立てはあるか?
- 2025.02.04
- メディア掲載情報

弊社代表の徳田が、ECに特化したメディア「ECzine」の「EC事業者が押さえておきたい最新動向をジャンル別にお届けする『定点観測』」越境EC編にて、「越境ECは広告より先に「言語投資」が必須?2025年に押さえておきたいページ改善、重点施策を紹介」というタイトルの記事が掲載されました。
IT導入補助金の制度変更決定!
路頭に迷う越境EC再生の手立てはあるか?
この記事では、越境ECを成功に導くための基盤整備として「言語投資」の重要性に焦点を当てています。
ターゲット市場ごとの文化的ローカライズ、ページ改善の優先施策などを具体的に解説しています。
これから越境ECを始める方や、広告をかけても売上が伸び悩んでいる方にはぜひ参考にしていただければ幸いです。
また、前回の記事「初期投資数百万円で越境ECは成立する?海外クラファンの可能性と日本との違いを世界へボカン徳田氏が解説」という記事もご覧いただけます。
▼記事はこちら
越境ECは広告より先に「言語投資」が必須?2025年に押さえておきたいページ改善、重点施策を紹介
IT導入補助金の制度が変更。越境ECへの影響は?
2024年度のIT導入補助金の制度変更が発表され、越境EC関連の補助対象が大きく見直されました。
「補助金でECを立ち上げたけど、次の展開資金がない…」
「Shopifyの多言語対応が対象外に?」
そんな声が多く聞こえてきます。では、補助金に頼らずに再生する道はあるのでしょうか?
IT導入補助金制度変更のポイントまとめ
- 越境EC向け機能が補助対象外になる例(例:Shopifyの多言語化)
- 通販サイト制作の補助上限が縮小
- 新規ツール導入よりも「業務効率化」にフォーカス
- 「EC=販売チャネル」ではなく「業務支援ツール」としての評価にシフト
「販売支援型のEC構築」が補助対象から外れやすくなっています。
補助金依存型ECの限界。現場のリアルな声
- 補助金がなくなって広告を打てなくなった
- 維持コストを見越していなかった
- 外注依存で社内にノウハウがない
- 売上ゼロでも“補助金で完成したから満足”状態
「立ち上げること」より「売り続けること」が圧倒的に難しいのが越境ECです。
再生のカギは“自走力”と“利益構造の見直し”
ポイント1:ニッチ市場に特化した戦略に転換
→ 誰に売るか?から再設計が必要
ポイント2:広告費をかけずに売る導線をつくる
→ 英語SEO、メルマガ、パートナー提携など“時間はかかるけど効く施策”へ
ポイント3:補助金がなくても回る「利益設計」にする
→ 利益率・LTV(リピート率)・定期購入の導入をセットで考える
今からでも遅くない。小さく始めて強く育てる越境ECの実践法
- Shopify Basicプラン+無料アプリでミニマム構築
- noteで英語でのブランドストーリーを公開しSNSへ連携
- 海外インフルエンサー1名だけに商品提供し反応を見てみる
- カート以外の販路(EtsyやBASE GLOBALLY)を試してみる
小さく検証 → 売れる導線に集中 → 利益が出たら拡大。
この順番が大切。
まとめ|“補助金なしでも生き残れる越境EC”へシフトしよう
補助金制度の変化に翻弄されるのではなく、自走できる仕組みを持つことがこれからの越境ECには求められます。
補助金はあくまで“加速装置”であり、ビジネスそのものの推進力を社内に育てることが、今こそ重要なのではないでしょうか。