お客様の声
Voice
会社名 | 株式会社小津商店 |
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URL名 | https://www.ozuwashi.net/ |
導入サービス |
ネイティブによるコピーライティングがとても助かりました!
徳田
こんにちは!世界へボカンの徳田です。
本日は創業1653年、江戸時代から360年以上やられている株式会社小津商店の高木様、国保様にお話を伺いたいと思います。
よろしくお願い致します。
高木さん、国保さん
よろしくお願い致します。
高木さん
では早速なんですが、小津商店というのは会社の名前です。
そして、お店の名前が小津和紙といいます。
日本での和紙のサイトを検索して「小津和紙」と入れると、最初に出てきます。
我々は創業1653年、徳川4代将軍・家綱の時代にこの土地で開業、その後に小津グループでこの土地を動かず、引っ越さず、ずっと守ってきた土地でございます。
私どもの会社は、元々和紙の手漉き和紙の紙問屋、問屋さんだったんです。
ところが途中からですね、ユーザーの声を聞こうということで当時の社長や会長が思うようになりまして、小売店を作るようになりました。
今、1階のお店の小売店も併設してるような形になっております。
商品アイテム、関連商品も含めてですけど約3000アイテム。めちゃくちゃ多いです。
もう、どこにも負けたくないというような在庫品数を置かせていただいております。
徳田
なるほど。
小売店だけじゃなくてギャラリーだったり、手漉き体験もできるんですよね?
高木さん
そうです。施設の関係なんですが、まずお店は1階にありますけど、同じ1階に体験工房もあります。
楮(こうぞ)という手漉き和紙の原料100%で自ら自分でA4版の紙を作って、その和紙もお持ち帰りすることができる、そういうコーナーを持っています。
高木さん
2階に上がりますと、今度はギャラリー。
色々な作家さん、市民の方もいらっしゃいますが、自分の作品をみんなに見ていただこうという場ですね。
それから教室、カルチャースクールです。
90までいってませんが、90弱位の講座を今やっております。
高木さん
そして3階のほうになりますと、小津照覧というのですが、こちらの方では全国で有名どころの原紙を棚に並べまして、皆さんにその和紙の手触り感を見ていただこうというコーナーになります。
それ以外にも和紙でできたウェディングドレスとアパレル系のドレスが飾ってあったり、希望があれば15分間の手漉き和紙も職人がやっている映像を見せたりしております。
そして、最後に同じ3階で小津資料館。
こちらの方は、約1000点の古文書を中心とした海外への歴史を見られるというコーナーを持っています。
ですから、お買い物したついでに立ち寄ると多分、半日位は過ごせるんじゃないかなという所ですね。
徳田
そうすると、和紙を購入した作家さんとかもいらっしゃいますし、和紙に興味がある方も歴史を学んだり、手漉き体験できたりするということですね。
高木さん
そうです。
徳田
そんな歴史ある小津商店様なんですが、海外販売を始めるきっかけっていうのはどんなものだったんですか?
国保さん
元々、お店に来られる外国の方は多かったんです。
最初はその方々が「自分の国に送りたい」って言うので始まったんですね。
やっぱり、人のために紙を選ぶというのはすごく大変なことで、色とか厚み等を悩んでる方がすごく多かったですね。
それなら、本人が自分で選んで注文できるようにしたらどうかなと思って始まったのがきっかけでした。
最初はすごく小さいお店でした。
徳田
なるほど。
現地にいる友人のために日本にいる方が選んでたんですね。
国保さん
そうですね。
奥様とかアーティストの友達という方の為に皆さん、悩んでました。
徳田
「海外に販売にする」というのはどんな想いでやられてるんですか?
国保さん
ものづくりをするアーティストの方というのは素材選びに真剣なんですね。
そういう方に限られた情報ですけど、オンラインで出来得る限りの情報提供と、豊富な選択肢を提供したいと思って始めました。
徳田
今回、越境EC、Shopifyでサイトを構築するにあたって、どのようなポイントで企業を選定されていたのですか?
国保さん
日本人ですと、日常的に馴染みがなくても和紙ってなんとなく分かると思うんです。
でも、外国で生活してる人はそうではないんですよね。
予備知識がない外国の方でも分かりやすいサイトを構築してくれるように、ネイティブの方がいる会社を探していました。
御社の場合、過去事例が紹介されていて信頼できそうだなぁと思って選びました。
徳田
ありがとうございます。
最終的に弊社を選んでいただけた理由っていうのは何だったんでしょうか?
国保さん
他に1社で翻訳から構築までできるところがなかったんです。
それで御社に決めました。
野本
今回、越境ECサイトを構築した中で、工夫された点であったり、こだわった点などはあったのでしょうか?
国保さん
これまでも外国の方向けのFAQがあればいいなっていう意見はずっとあったんですけれども、社内ではそこまでの語学力がありませんでした。
それに和紙の知識がある人が翻訳してしまうと偏ってしまう、難しくなるので、ネイティブの方で予備知識の無い方がいるっていうのが魅力でした。
野本
他に苦労された点などあったんでしょうか?
国保さん
カテゴリー分けです。
日本の方向けですと素材の違いとかで分けてるんですけれども、同じようにやってしまうと外国人の方にはとても選びにくい、分かりにくいサイトになってしまうんですね。
そのため今回は外国の方向けに分類をしなおしました。
それもやっぱり悩んだので、ネイティブの方のご意見が聞けてよかったです。
徳田
翻訳だったりとか、コピーとかもそうなんですけど、「どうしたら海外の方に伝わりやすいか」っていうのを我々、基本こだわってやらせて頂いているので、すごく御社との相性がよかったのかなと思いますね。
国保さん
そうですね。
FAQの翻訳はとても大変だったと思います。
元々日本の方向けでややマニア向けの内容だったので、多分担当の方相当勉強されたんじゃないでしょうか。
野本
ネイティブスタッフも必死に調べて勉強していました(笑)
野本
今回楽天グローバルからShopifyへ移行されたと思うんですけれども、実際にShopifyを使用されてみていかがでしょうか?
国保さん
とてもシンプルでいいですね。
デザインもシンプルになっていて、今回、初めて使うプラットフォームだったんですけど、あまりストレスも迷うこともなく使えています。
あと、無駄な機能がなく、必要ものだけアプリで追加していくっていうのが画期的だと思いました。
野本
そうですね。
必要な機能を付随することができるというのがShopifyの良い点ですよね。
国保さん
まあ、今回アプリがうまく動作しないっていう事件もあったんですけれども、本来、御社の不手際では無いんですが、代わりに連絡を取って頂いて・・・多分、自分では解決できなかったので、解決出来てとても助かりました。
徳田
配送料の設定とか結構複雑だったんですよね。
国保さん
元々ちょっと商材の形が難しいっていうのもありまして、いろいろ相談する中で悩まれたと思うんですけど(笑)
徳田
何か良いプロジェクトができたなっていう、すごいドラマチックだったなっていうのは思いましたね(笑)
徳田
最後になりますが、今後の展望をお聞かせ頂けますでしょうか?
国保さん
和紙は何千年も製法が変わらない貴重な日本の文化だと思うんですね。
我々のやることは、和紙を愛する人に魅力ある和紙の数々をお届けして、使っていただくこと、それだと思っています。
徳田
世界中から和紙ファンの人がお問い合わせしてくださるっていう、今回のプロジェクトを通して知ったんですけど、すごい驚きました。
国保さん
そうですね。その内容もすごく多種多様で、本当に毎回新しいお客様に出会うたびに面白いですね。
徳田
本日は小津和紙の高木さま、国保さまにお話を伺いました。お時間頂きありがとうございました。
高木さん・国保さん
ありがとうございました。
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