お客様の声
Voice
会社名 | モリタ製パン所 |
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URL名 | https://pampshade.com/ |
導入サービス | |
対応国・エリア | アメリカ、フランスを中心とした欧米各国 |
D2Cブランド Pampshade森田氏に伺う、海外で売上を伸ばした要因とは? Shopify × 越境EC事例
徳田
こんにちは!世界へボカンの徳田です。
本日は神戸に拠点をおいて本物のパンで出来たランプ『Pampshade』を作り、世界中に販売しているモリタ製パン所の森田さんに弊社の時枝と共に、 D 2 C ブランドとPampshadeについてお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
森田
よろしくお願いします。
徳田
簡単に自己紹介お願いできますでしょうか?
森田
私は本物のパンを使ってランプを作っている『Pampshade』という名前の商品を作っています、森田と申します。
よろしくお願いします 。
徳田
すごい可愛いですよね。
うちにも2個あって時枝の家にもあるんですけど、光量が調整できるんですよね。
使わせて頂いています。
森田
他にも色んな種類があります。(手に持ったPampshadeを見せる。)
徳田
後ろにもありますよね。
森田
はい、Pampshadeです。
徳田
このPampshadeなんですけど、どうやって作られてるんですか?
森田
Pampshadeは本物のパンをくりぬいて防腐防カビ加工をして、特殊な加工を経て LED ランプを入れてライトにしています。
パンそのものに見えると思うんですけど実は防腐防カビ加工がしっかりされていて裏も空洞の状態になってるんですね。
そこにLED ライトをたくさん詰めて照明器具にしているっていう作品になります。
徳田
どういった経緯でできたんですか?
森田
大学時代にパンがすごい好きでパン屋さんで働いてたんですけど、パンのことを知れば知るほどパンが好きになる自分がいて…。
パンを食べる以上に感じる、私を幸せにするパンの凄い魅力っていうのを作品にして発信したいっていう思いがあって、大学で美術の勉強していたので自分の制作活動においてパンの魅力を伝えるということを考えた時にできたのが、この『Pampshade』になります。
徳田
パンの新たな価値創造という形ですね
森田
そうですね。
パンの…食べるだけではない、それ以上の魅力っていうのをなにか提案することができないかなっていう試みになります。
徳田
世界でも今、人気爆発中のPampshadeさんだと思うんですけど、ビジュアルを社内のメンバーだったり、海外メンバーに見てもらった時に、可愛いって言ってもらえました。
インスタとかの写真とかでも、すごい可愛い部屋にパンを置いてくれて、ライトアップしてくれてる写真がたくさんあって、ノンバーバルで(言語を介さなくても)価値を感じて頂けるすごい良い商品だと思います。
森田
ありがとうございます。
それはパン(自体)のポテンシャルというか、パンは日本だけでなく世界中の色々な所で色々な人から愛されている物なので、私の作品がよりかは、パンがすごいんだという事だと思います。(笑)
徳田
D2C って、創業者の方の想いとか、そういったものが形になって製品になってる事が多くて、想いを発信していくことで、人は購入してくださるという事だと思うんですけど、初めてこれを見た時に「こう来たか!」と思いました。
この発想はなかった!みたいな。
森田
そうですよね、かなり珍しいことしているな、と自分でも感じるんですけど。
徳田
本当にくりぬいて作られているという所で 、エコの精神もあって「食べ物を大事にする」という所も含めて共感を得やすいんだなと思いました。
森田
ありがとうございます。
徳田
Pampshadeってそもそも何で海外販売をしようと思われたんですか ?
森田
海外販売のきっかけは 、SNS でPampshadeの思いについてとかを発信したところ、日本の方だけではなくて海外の方もすごく反応をくださって…。
欲しいって言ってくださる方とかもいらっしゃったので、試しに海外の展示会に参加して発信してみようという風にしたところ、すごくたくさんの反響をいただけました。
そこから取扱店が増えるような形で海外に広まっていったというような経緯があります。
徳田
世界14カ国に卸しされていて国内の店舗でも購入できるんですよね 。
森田
はいそうですね。
国内の店舗でも購入できますし、海外の店舗さんでも購入頂けます。
徳田
概要欄にPampshadeを購入できるお店リストのリンクをを入れておきます。
実際物を見たら、めちゃめちゃ伝わりますよね、価値が。
プレゼントにしたいな、と思います!
森田
実際にプレゼントにして頂く方も凄く多くて、パン好きの方へのプレゼントとか、パン好きのお母さんへのプレゼントとか、今だったらクリスマスシーズンのギフトとしてもすごく喜んで頂いてます。
徳田
たしかに。
おうち時間を大事にする今だからこそ、QOL=クオリティオブライフを上げるアイテムですよね。
森田
そうですね。
おうち時間を楽しむアイテムとして、より豊かな暮らしをして頂ける商品っていう感じで喜んでもらっていると思います。
徳田
展示会に参加するっていう森田さんの行動力もすごいです。
アメリカとフランスですよね?たしか、参加されてたの。
森田
そうですね。
最初のハードルはすごく高かったし、何より費用も非常にかかったので、そういう意味では大変なこともあったんですけど、向こうに出てみると向こうの人も同じ人間というか、共感して頂けたら、そこには国と国との垣根がないと言うか、ワールドワイドで繋がれる場所なんだな、という風に思いました。
徳田
そこのオフラインでのやり取りで、これはすごい共感して頂けるなっていう感触を得て、オンラインでも販売され始めたということですね?
森田
そうですね。
取扱店に卸すということをしたんですけど、世界中いろんなところに卸してもやっぱり買いに行けない方っていうのがほとんどになってしまうので、そういった方に届けたいなと思った時に、ECサイトっていうのはすごく重要だなと思って。
越境 EC サイトは2019年、去年から始めたところなんですけど、そこでボカンさんに色々とご協力を頂いて一緒に進めている形になります。
徳田
今、マーケティングに携わらせて頂いているんですけど、そもそもあのサイト、森田さんが自分で作ったって、すごいクオリティ高いサイトで。
僕らが携わる以前からめちゃめちゃいい感じのサイトだったんですね。
森田
いえ、そんなことないです。
良い画像差し込んで、良い様な EC サイトにするっていうのは、結構良い写真さえ撮れれば今ブログを作るみたいに EC サイトとできてしまうので、誰でも出来るな、という風に感じるところもあるんですけど。
実際大事な所って、見た目が良いだけじゃなくてちゃんとお客様に伝わる商品説明が出来ているかだったりとか、日本の方だとこういう所が刺さるけど海外・アメリカだったらこうですよ、みたいな。
自分の感覚では全然分からない所とかもいっぱいあるので、見た目だけじゃないサイトの構造みたいなところが重要なんだなというのボカンさんに色々と助言いただいてすごく感謝している所です。
徳田
ありがとうございます!
これからも売上を伸ばしていって、多くの方に手に取って貰いたいアイテムだなと思います。
徳田
ここから時枝の方から質問させて頂ければと思うんですけど。
時枝
はい、お願いいたします。
実際に海外販売において工夫されている事っていうのは、どういった所になるんでしょうか?
森田
SNS の運用で世界観を壊さないということを大事にしています。
例えば、ハイクオリティの写真を投稿するように心がけたりとか、商品のアピールだけではなくて自分達のどうしてこれを作ってるのかって想い・背景・ストーリーを載せる事っていうのをブランディングとして大切にしています。
あと、知名度の高くない私みたいな個人の小さなブランドっていうのは、海外のお客様が購入される時にすごく不安に感じられることが多いかなと思うんです。
本当に届くのかな?とか、色々不安があると思うんですけど、そういったお客様のハードルを少しでも下げるっていうところに気を配っています。
例えば海外の方でも分かりやすいようなサイトの見え方であったりとか、それぞれの国の通貨での表示であったりとか、カゴ落ちメールの設定など、具体的な施策をボカンさんに助言して頂きながら少しずつサイトの改善を行っています。
徳田
ありがとうございます。
少しでも安心して購入していただけるようにレビューを載せたりとか 、実際 Instagramとか見たらたくさん届いて喜んでる方がいらっしゃるので、あ、これ本当に届いてこんな部屋に置いたらおしゃれになるんだっていう風な・・・。
森田
最初はそういうところが全然なかったので、少しずつ信頼感というのを一個一個積み上げて行くっていう事が大事なのかなと思っています。
徳田
本当にプロダクトがいいので、信頼を重ねていったらもっと爆発していくんじゃないかなと思いますね。
森田
爆発したいですね、ボカンですね(笑)
時枝
最後になってしまうんですけれども、森田製パン所様、また森田様がPampshadeという作品にかける想いであったり、ユーザーの方に伝えたい想いという所をお聞かせ願いますでしょうか?
森田
パンの、食べるだけでは感じる事が出来ないそれ以上の『魅力』っていうのを、少しでも多くの方に届けることが出来たら良いなと思って、この作品を作ってます。
パンのライトには不思議な美しさや優しさとか、心がほっこりするような癒しの魅力があるので、このコロナ禍においてステイホームの癒しの存在になることが出来たら良いなという風に思います。
最近の取り組みなんですけど、フードロスの観点からパン屋さんと連携して廃棄のパンを回収してパンのライトを作るっていう試みを少しずつ行っていて、この活動が増えることでパン好きの方がPampshadeで素敵な時間を送れる、喜んでくれる。
パン屋さんもPampshadeになることでロスも減って、自分のパンが世の中に世界中に広まって喜んでくれるっていう、良いサイクルが増えていければいいなという風に思っています。
徳田
一家に1Pampshadeとなるように僕らも頑張ります。
森田
ありがとうございます。
時枝
これからもよろしくお願いいたします。
徳田
本日はPampshadeの森田さんに海外販売までの流れた取り組みについて、お話を伺いました。
貴重なお時間頂き、ありがとうございました。
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