コラム
Column
こんにちは。海外WEBマーケティングコンサルタントのSeiです。
本日はFacebook広告についてお伝えさせていただきます。
ソーシャルメディア時代と言われてる今でさえ、Facebookのシェア、いいね!がSEOに影響を与えている事をまだ疑っている方は少なくないでしょう。SEOやリスティングのように多くのマーケターによって活用されているというよりは、一部のマーケターがFacebookの可能性を見出し、活用している状態だと言えます。もし、あなたが、まだFacebookの重要性をを疑っているのであれば、下記のSearchmetricsのデータをご覧ください。
米国の検索エンジンでのランキング変動の要因
英国の検索エンジンでのランキング変動の要因
参照元:Facebook Shares Better Than Links For Google Ranking?
http://www.webpronews.com/facebook-shares-better-for-google-ranking-than-links-2012-06
近年、ソーシャルメディアの重要性が増している事は言うまでもありません。GoogleがTwitter経由のリンクを評価し始めたり、Facebook上でのシェアが、検索結果と密接な関係があると言われております。(Facebookのリンクには未だにno followがついており、評価されていないにも関わらず。)
実際に弊社でも海外向けにFacebookを使用したキャンペーンを実施し、クライアントのファンを数千人から3倍の数万人に伸ばすと共に、キャンペーン後にターゲットキーワードが軒並み上位表示されたという経験もあります。
貴社がグローバル企業で、ブランディングを強化したり、顧客の心を掴みたくても、ローカルストアで、近隣のユーザーに注目してもらいたい場合でも、Facebook広告は、貴社の目的に合わせて細かなターゲティングでオフラインメディアと比較し、低価格でプロモーションを行う事が可能です。
これからFacebook広告を始める方が抑えておいた方が良いポイント!
それでは、どのようにFacebook広告を使ってプロモーションを行えばよいのでしょうか?Facebook内にある説明ページや事例を一つ一つ読んでいけば、Facebook広告の基本を理解する事が出来ます。そこで今回は、基本的な部分はスキップし、Facebookが言わないけれど、初心者が知っておくと良いポイントを共有したいと思います。
1. CPC広告を始めてみよう!
Facebook広告の課金方法としてCPC(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)のシステムがあるのですが、どの程度のパフォーマンスがあるか見当がつかない場合は、CPC(クリック課金)広告から開始するのが良いでしょう。あなたのターゲットがものすごく広い範囲のユーザーだった場合、瞬く間に数百万回の広告が表示されてしまい数時間で予算を使い切りかねません。特に競争の激しい米国をターゲットにした場合はその傾向が顕著に表れます。
Facebook広告は他のオンラインの広告手段と比べても物凄く早いペースで予算が消化されます。
バナー広告をパフォーマンスを月に一度見て、リスティング広告の管理者は日々広告を管理しますが、競合が多く、ターゲットが幅広くいる場合のFacebook広告はパフォーマンスが安定するまで更に細かな時間で見ていく必要があります。その為、方向性がクリアになるため、少ない予算設定でいくつか広告を走らせて、どのくらい広告がリーチするか等のデータを取ると良いでしょう。
2. 異なるターゲティング手法を試そう。
Facebook広告では、様々なターゲットユーザーに広告を配信できるのはご存知でしょうか?居住地、年齢、性別、興味・関心、コネクション、使用言語、教育、職場…等様々なターゲティング方法でユーザーを絞り込む事が可能です。これらの無数の組み合わせを駆使し、キーワード連動広告とは異なる、ターゲットにリーチすることが可能です。一度に大きな予算を特定のターゲットオーディエンスに使用するのではなく、複数の組み合わせターゲティングのパフォーマンスを見ながら、進めていくと良いでしょう。
弊社で、Facebook広告を配信する際も、よりクライアントと親和性の高いユーザーのクリックを獲得できるように、米国の中でもニューヨーク、ロスアンゼルス、カルフォニア在住のDJに興味のあるユーザーやタンザニア、ダルエスサラーム付近に住む20代~40代等、様々なターゲティングを試して最も効果の高いオーディエンスを見つけています。
いくつかのターゲットでA/Bテストを行言う事で、どの年齢層、ターゲットが最も効果的か把握する事が可能です。ターゲティングを駆使して、最も高いCTR・目的達成率のオーディエンスを探しましょう!
3. イメージ画像が全てを決める。
イメージ画像が全てを決めると言っても過言ではない。海外のFacebookマーケティングで有名なShoe MoneyのFacebook advertising Soup To Nuts Guideで紹介されたリサーチによると、Faceook広告のタイトル、テキスト、イメージのうちでパフォーマンスを左右する重要なポイントは、タイトル10%、テキスト20%、イメージが70%でした。
確かに、Facebook広告内によくわからない画像が掲載されているよりも、自分の好きなアイドルやキャラクターが掲載されていたら、気に留めますよね。
私もAKB48の子がサイドバーの広告枠に掲載されてたら、ちょっと気になってしまいます。
Facebook広告を用意する時は、あなたのターゲットオーディエンスがどのような画像なら気に留めてくれるか考えるのに時間をかけると良いでしょう。そもそも、Facebookはソーシャルプラットフォームとして用意されているので、友人や気になる人の顔が表示されていれば、その広告には自ずと注意が注がれますよね。
4. 他のバナー広告から学んだノウハウを活かすべき!
新しい広告の種類ですが、基本的に言葉の中に”Click here”等、言葉でCTA(アクション喚起ボタン)を入れるべきだし、残り在庫数や時間を掲載する等して、限定性を持たせることも忘れてはいけません。また、ある程度ファンを獲得した後は、実際にファンのプロフィールを分析し、どういった趣味嗜好があるか確認し、広告文に工夫を凝らす事や、より細かなセグメンテーションを行う事も可能になります。
5. Facebook広告は万能なわけではない。
これは、どの広告手段にも言える事なのですが、Facebook広告が必ずしも全ての国、ターゲットにリーチ出来るわけではありません。
アナグラムの阿部さんがセミナーで、When all you have is a hammer, everything looks like a nail(金槌しか持っていない人は、すべての問題が釘に見える)といったような例を挙げておりましたが、ホントおっしゃる通りで、プロモーションしようとしている製品やサービスによって向き、不向きがある事を知る事も重要なポイントです。
また、クリック単価を注意深くチェックしてください。ターゲットによっては、物凄く高いクリック単価で高いROI(費用対効果)を出しようがない場合も多々あります。2013年3月時点では、モバイル上で表示される広告もPCと比べ限りがあります。
まとめ
海外向けにWEBプロモーションを行う際に、Facebook広告をためらっていた方…Facebook広告を賢く使えば、様々なオーディエンスにリーチすることができ、多くのファンの囲い込みを行う事が可能です。また、ユーザーに貴社サイトのコンテンツが多くシェアされた際には、SEO効果もあるというデータもあります。もう、Facebook広告を後回しにしていられない状態が迫っています。後は、自分自身にいつやるの?と問いかけて、検討してみてください。
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