コラム
Column
突然ですが、新しく見込み客を獲得したいけど、そもそもの検索ボリューム自体が
少ない為、上手く集客で出来ていないなんて事ありませんか?
海外向けビジネスでは多くの場合、メインキーワードの検索ボリュームが
かなり少ないという事があります。
あなたなら、このような時、どちらの方法を選びますか?
2.ニーズを持つ可能性のある潜在的なユーザーを獲得する為の施策を行う。
これ、1も2もどちらの施策をやらなければならないんですが、
1は競合調査をしたり、自社の分析をすればPPCやSEOが出来るかもしれません。
ニーズが顕在化したユーザーにリーチし、選ばれる理由をサイト内に作る事は
一番強化しなければならないポイントです。
2の場合は、結構アイディア勝負なんですよね。
この2の部分が出来るかどうかで、あなたのビジネスの広がり方が変わってくる
かもしれません。
今回のコラムでは英語SEOとリスティングを駆使した2の部分のアイディアの
出し方を事例を用いながら説明しております。
2013年のペンギンアップデート以降、SEOサービス提供者の多くがリンク提供型から内部コンサル型やコンテンツマーケティング型にシフトしました。
巷ではコンテンツ、コンテンツと叫ばれており、今はどれだけユーザーに拡散させ、自然リンクを獲得するコンテンツを作れるかが勝負と言っても過言ではありません。
また、それとは別にコツコツとユーザーの求める情報コンテンツを積み上げるロングテールSEOでアクセスを伸ばしているサイトも増えてきております。
我々は、コンテンツSEOと一言で言っても、バイラルを狙うものとロングテールを狙うものの2種類があると考えており、この2種類の仲のロングテールSEOを
主軸にアクセスを集め、リスティング広告との合わせ技で潜在顧客の掘り起しを行います。
それでは、ロングテールSEOってそもそも何をしているの?と思われる方も少なくないと思われますので、まずは、進め方についてご説明させて頂きます。
ロングテールSEOを進める際に、ただ闇雲にキーワードを含んだブログページを増やしたり、日本語のコンテンツをそのまま翻訳してもアクセスアップは多少するでしょうが、コンバージョンには繋がりません。
そもそもですが、クライアントはアクセスが増えても満足しません。目的は売上アップつまり、具体的なアクションのコンバージョン数を増やさなければなりません。
その為、我々はロングテールSEOの集客とその他の集客施策を駆使し、コンバージョンに導く努力をしております。
1.流入キーワードから読み取れるユーザーのニーズは何か?
2.どういった訴求がユーザーに響くのか?
3.この売れるキーワードで検索したユーザーはどういった人でどういった情報を
意思決定の際の判断基準にしているのか?
4.クライアントに寄せられる、よくある質問は何か?
5.ニーズは顕在化していないが、今後、可能性を秘めている潜在層が検索する
キーワードはどういったものか?
6.ターゲット国のユーザーがどんな悩みや課題を抱えているか?
7.クライアントのサービスを求めているユーザーはどんな人か?
まだまだありますが、上記ような観点を元に記事案を用意し、1記事あたり500 words前後の記事を用意します。
文章の長さは目安として、500 wordsとしていますが、ターゲットユーザーが誰かによって文字数や見せ方は若干変えています。
たとえば、ザンビア、ジンバブエ、モザンビーク等のアフリカの方向けのサイトを運営する際は、あまり長い文章を読まない為、文字数は少な目にし、写真や画像でコンテンツを投稿しております。
下記はメインサイトがセキュリティの影響でブログを活用できなく、別ドメインで運用しているサブサイトのアクセスデータです。
アフリカ人向け情報サイト(2012年5月より更新)
このサイトは2012年の5月より更新しており、週に3記事、これまでで約270記事を更新してきました。上記の考え方に基づいた記事や、時事的な内容も含め投稿し、潜在的なユーザーを集客し、本サイトの中古車販売サイトに送客しています。
インフォグラフィックを作成したおかげで、アフリカ人ユーザー内でシェアされ、2013年の5月と9月一瞬アクセス数がボカン!と増えました。今は月に5000~7500アクセスで安定的に集まるサイトとして機能しております。
アフリカ人向けの情報サイトとテーマが若干広かったせいで、コンバージョンには繋がりにくいですが、本サイトでは投稿できない内容を投稿し、潜在的なユーザーを集める事に成功いたしました。
具体的には、ここに訪れるユーザーで特定のページに訪れるユーザーに対して、リマーケタグをかまして本サイトへ集客する等して見込み客の集客にも役立てています。
ユーザーの絞り込は下記のように実施し、異なるバナーで再訪問を促しています。
参考:リピート型通販サイトがリマーケティングを使って売上を上げた3つの方法
これにより、サイトAに訪れたユーザー(まだニーズは顕在化していないけど、潜在的なニーズを持ったユーザー)をサイトBに比較的低いクリック単価で送客し、コンバージョンに繋げる事が出来ています。
このサイトでは、リスティングで取れたキーワードデータやお客様から頂く売上データに基づいて潜在ユーザーの求めるコンテンツを構築し、ソーシャルで拡散をしております。
Facebookのファンも10万人近くいる為、コンテンツの更新の度にソーシャルで拡散をする事で、各コンテンツに興味関心のある今後CVするであろうユーザーを定期的に本サイトに訪れさせることに成功いたしました。
以前、コンテンツSEOとグローバルリスティング広告の活用事例 ~~リマーケティング活用編~でもお伝えさせて頂いたように同ドメイン内でコンテンツを追加している場合は、ユーザーが訪れるカテゴリに合わせてターゲットオーディエンスの興味関心を把握します。
そして、それぞれの興味関心に合わせたリマケをかませる事で、ニーズが顕在化されていないFacebookファンをCVへ導く施策を実施しております。
海外向けのWEBマーケティングでは、ユーザーのニーズが検索していなかったり、そもそもの検索ボリュームが限られていたりし、潜在的な層を拾い上げたり、育てなければならないケースがとても多いです。
その為、ソーシャルやコンテンツSEOを駆使し、課題やニーズを抱えた潜在的なユーザーを獲得し、リスティング広告で継続的に接点を持つことで、ニーズを顕在化させます。
私は、一度買った服屋さんでリマケ(criteo)をかけられて、後々、その時は閲覧したけど買わなかったけど商品まで買ってしまう事が多々あります(汗)
ユーザーとの接点の作り方、継続的な持ち方を考える事で、一件、頭打ちだと思われる売上を伸ばす事も可能です。
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