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日本と海外のランディングページの違い・特徴

こんにちは、ポータル・ジャパンの久保です。
今回は日本と海外のランディングページの違いや特徴についてお伝えさせていただきます。
本題に入る前に、今回お伝えするランディングページ(以下、LP)についてお話したいのですが、LPとは、「ユーザーが広告や検索によってサイトに訪れて、最初に見るページ」全てを差します。最初に見るページなので、トップページやサービス紹介ページ等ではなく、何かのキッカケでAbout UsページやPrivacy Policyページがヒットしてしまった場合もそのページがユーザーにとってのLPとなります。
そのため、ユーザーがどのページを最初に見てもサイトを回遊しやすいようにナビゲーションや内部のリンクを最適化しておく必要があるのですが、、、
ひとまず今回は主に広告(リスティング広告や純広告等)を経由してきたユーザーのために作成した1ページ完結型のLPの日本、海外の違いについてお伝えさせていただきます。

●日本のLP
日本のLPは一般的に長いページが多いです。長いページになると10,000pxを超える長さのページもあります。以下のようなコンテンツが主にLP内で使用されています。
・インパクトのあるファーストビュー
・メリット
・製品スペック、仕様
・メディア掲載事例
・ケーススタディー
・お客様の声
・サービスを使用するまでのプロセス
・コールトゥーアクションボタン
等の要素を盛り込んで作られるページを多く見かけます。
同じ情報をページ上部と下部で繰り返し伝えてユーザーに情報を刷り込ませるようなLPも見られます。
いくつか事例を紹介いたします。
・ギャプライズ
http://efo.gaprise.com/
・主なコンテンツ:機能紹介、メリット、サービス利用までの流れ、特徴、コールトゥーアクションボタン
・エントリーフォームを旅館の女将と見立て、旅館の女将=気配りが良い=サービスが細かいところまで配慮されていることをイメージさせている。
・ジョブセンス
http://j-sen.jp/info/corp.htm
・主なコンテンツ:他社と自社の比較、ケーススタディー、利用シーンの紹介、プロセス、よくある質問、コールトゥーアクションボタン
・どのようなケースやシーンで使用されているか、お客様からよくある質問を載せて不安を払拭している。
・Soapchild
http://soapchild.com/lp/
・主なコンテンツ:体験記、製品ができるまでの過程紹介、お客様の声、コールトゥーアクションボタン
・1つ1つのコンテンツのボリュームが厚く、体験記から製品が作られる過程、使用したお客様の声を順番に並べることで全体がストーリーのような構成となっている。
●海外のLP
日本のLPとは逆に海外のLPは必要最低限の要素で構成され、ファーストビューにページ全てが収まってしまうような短いページが多く見られます。
LP内で使用されているコンテンツは日本のLPとそこまで大きく変わりませんが、できる限りコンパクトにシンプルに表現していることが特徴的です。また、ほとんどのケースでテキストだけでなくイメージさせるアイコンや写真等のイメージを添えています。
いくつか事例を紹介いたします。
・Trip Lingo
http://www.triplingo.com/
・主なコンテンツ:機能紹介、活用シーン、紹介動画、特徴、コールトゥーアクションボタン
・メインビジュアルで活用シーン、ページ下部で特徴を複数個紹介しているが、それぞれ縦には並べずにスライダーで横展開してページが長くならないように工夫されている。
テキスト量が全体的に少なく、イラストで視覚的にサービス内容を説明している。
・ClubDivot
http://www.clubdivot.com/
・主なコンテンツ:機能紹介、活用シーン、紹介動画、特徴、コールトゥーアクションボタン
・機能と特徴をアイコンとテキストでシンプルにまとめている。
特にメインビジュアルの機能紹介箇所にはアイコンとタイトルだけで内容を説明しており、余計な説明テキストは無い。
・Localhero
http://www.localhero.com/
・主なコンテンツ:機能紹介、活用シーン、コールトゥーアクションボタン
・機能紹介テキストがあるが、それよりも右側のスマートフォン内で切り替わる画像を見れば内容が理解できるデザインとなっている。最初に右側の画像を見てもらい、少し補足が欲しいユーザーのためにテキストを配置している意図かと思われる。
背景が地図になっているため、位置情報サービスということも直観で理解することができる。

日本と海外のLPの違いを事例と共にいくつかお伝えさせていただきましたが、両者の大きな違いとしては訴求したいサービス・商品についての情報量の多さが挙げられると思います。
人によってもちろん違いはありますが、日本人は一般的にサイト内の文字をよく読み、多くの情報を得てから意思決定や行動に移ることが多い一方で、海外のユーザーはあまり細かい文字まで読もうとしない傾向が見られます。故に特にLPでは伝えたい情報を表すイメージ(写真やアイコン等)がほとんどのコンテンツに設置されています。
海外のLPが伝えたい情報が少ない、という話ではなく少ない情報でも充分訴求できるよう、工夫されたデザインになっている、という言い方が正しいでしょうか。
もちろんTipsやHow to記事等、文字量が多いコンテンツやサイトも見られますが1P内で完結させるLPについてはビジュアルメインでの訴求が多いことが特徴として挙げられます。

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投稿者: Kubo Yohei
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