海外マーケティングブログ
グーグルアナリティクスで外国語ページのデータを切り分けて見ることができるようにする方法
- 2014.05.27
- 海外市場調査・分析

アクセス解析ツールグーグルアナリティクスを利用されている企業様が非常に多いと思いますが、弊社のように海外向けプロモーションの案件を取り扱っている中で最も多いのが「グーグルアナリティクスで言語別のデータを見る設定」が出来ていないという状況です。
日本語と英語、もしくは多言語のデータが混在してしまっていて、各言語のデータを見る際に非常に不便です。 言語別でデータをきれいに切り分けて見ることができるようにすることで、それぞれのパフォーマンス状況を把握し、各言語の打ち手が見えてきます。
(1) プロパティ?ビュー?どっちで設定するのでしょうか?
基本的にプロパティはドメインごとの設定となります。 そのため、メインドメインにディレクトリを作って外国語ページが存在している場合には、基本的にビューでデータを取得する形で問題ないと思います。
①ディレクトリで外国語ページが存在する場合
www.xxxxxx.com/en/
→プロパティは同じでビューでデータを分ける
なお、そもそもドメインが日本語と外国語で異なる場合は、別のプロパティを作り設定します。
②ドメインが日本語と外国語で異なる
日本語は「www.xxxxx.co.jp」、英語は「www.xxxxx.com」
→プロパティを分ける(新しいコードを発行)
(2) ビューの設定はどうやるのでしょうか?
(上記①ディレクトリで外国語ページが存在する場合)
まずコードはドメインで一つですので特に変更は必要ありません。 次に下記の手順でビューを作成します。
●ビューの作成
アナリティクス設定
↓
ビューのプルダウン
↓
新しいビューを作成

ビューを作成したらフィルタ設定を行います。
●フィルタ設定
ビュー > フィルタ
↓
新しいフィルタ
↓
フィルタの種類「既定のフィルタ」
↓
プルダウン「右のみを含む」「サブディレクトリへのトラフィック」「前方が一致」
↓
サブディレクトリ「/en/」

これで「/en/」を含むディレクトリのデータのみを抽出します。
以上の設定でビューを切り替えて英語ページのみのデータを見ることができます。
なお、サブドメインで言語を切り分けている場合ですが、その場合はプロパティで新しいコードを発行し設定をした方が良いと思います。 トラッキングコードを加工し、カスタムフィルタ設定で新たなプロパティコードを発行せずに見ることもできますが、サブドメインになるので新たなプロパティでデータ取得した方がデータを見やすいと思います。
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