コラム
Column
先日、『できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践』出版記念セミナー 「 Search Console と Google アナリティクス を使うからこそできる 企業サイトの改善ポイント発見法 」 に参加してきました。本セミナーでは、アユダンテ社のSEOコンサルタントの村山佑介さん、エンジニアの井上達也さんが登壇されていました。
アユダンテ社の本セミナー詳細ページ
とても長いタイトルですね・・・
先日、発売した村山さんの著書に載っている内容から載っていない内容までかなり細かくSearch Consoleの活用法についての話をしてくれました。今回は、この村山さんの登壇内容を中心に感想を書いています。
本セミナーは有料セミナーなので事細かにセミナー内容をお伝えしてしまうと申し訳ないため、村山さんの許可も頂いた範囲で印象に残った一部の内容とその感想を書きました。
※スライドの画像については事前に村山さんに特別に許可を頂き、一部だけキャプチャを取らせて頂いております。
本セミナーの中で印象的に残った話の一つにGoogle Webmaster Tools(以下、GWT)からGoogle Search Console(以下、GSC)に変わり、これまでSEO担当者やマーケター、ブロガー等のごくわずかの人がこのツールを使用していたのに対し、WEBに関わる全ての人の為のモノになったと言う話がありました。
WEBに関わる全ての人というのは、ウェブデザイナー、 プログラマー、 アプリデベロッパー、個人事業主と言ったような人が含まれます。
これまで弊社内でもの時はSEOに関わる一部のメンバーが閲覧していたり、リスティング広告に携わるメンバーが初期設定時に検索クエリを引っ張り出す時に閲覧していたりしているような状態でした。
しかし村山さんのお話しを伺い、これからはUXデザイナーやエンジニアのメンバーにもGSCを活用して貰おうと思いました。その為、村山さんの著書は入社メンバーの役割に関わらず、必読書にしていこうと思います。
本セミナーの中で、GSCのどの機能が誰に必要かというまとめの内容がとても分かり易かったです。
一見、多くの項目があり、とっつきにくいGoogle Search Consoleもどの機能が誰に必要なのかが分かる事で、重点的に見るべき箇所が分かります。
村山さんの話では、下記のように機能と主な対象をまとめていました。
多様化するリッチスニペットに対応する為のマークアップに役立つ構造化データ、データハイライター、HTMLの改善、サイトリンクはデザイナーやUXデザイナー
現状を把握し、次の打ち手を考える為の検索アナリティクス、サイトへのリンク、内部リンク、手動による対策、インターナショナルターゲティング、モバイルユーザビリティはマーケター、SEO担当者、WEB担当者、個人事業主
インデックスデータやクロール情報を元にGoogleにどう見られているかを把握する為のインデックスステータス、コンテンツキーワード、ブロックされたリソース、URLの削除
クロールエラー、クロールの統計情報、Fetch as Google、robot.txtテスター、URLパラメータ、セキュリティの問題はプログラマー、エンジニア、デブロッパー
※マーケター、SEO担当者、WEB担当者、個人事業主は検索トラフィックを特に注視する必要がありますが、その他の検索での見え方やGoogleインデックスもきちんとカバーする必要があるという事で、全体が青く塗られています。
どの機能をどの役割の人が見るべきか分かったら、次はそれぞれの機能からどのようなデータを得られるかです。
デザイナーやUXデザイナー向けのデータ、データハイライター、HTMLの改善、サイトリンクは検索結果の見た目に影響する情報が得られます。
主にマーケティングに関わる検索アナリティクス、サイトへのリンク、内部リンク、手動による対策、インターナショナルターゲティング、モバイルユーザビリティはSEOにとって重要な事を分析できるメニューです。
私は関わる案件の全てが海外案件なので、初期設定時にインターナショナルターゲティングの設定を見たり、運用時に国毎のクリック数、表示回数、CTR,掲載順位を見たりしています。
参考:【海外サイト担当者必見】Google Search Console 検索アナリティクス機能の活用方法
プログラマー、エンジニア、デブロッパー向けのGoogleインデックス、クロールに関わるデータはサイトのパフォーマンスに影響する情報が得られます。
その他にも、セミナーの中ではGoogle analytics(以下、GA)とGSCを組み合わせて、施策を加速させるという話もしていました。サイトへ流入する前の情報をGSCサイトに流入した後の情報をGAから得る事で施策を加速させることが出来るという話です。
GSCを使用し、検索結果ページでの表示コンテンツのトレンドを調査する事で、競合との差異や自社サイトのマークアップ時の最適解が見つかるかもしれません。
GAを使用し、調査対象ページとその他のコンテンツグループとどのような差があるかを調査する事で、改善すべき打ち手が見えてくるかもしれません。
セミナーを受けて、今後WEBサイトに関わる全ての人が自身の役割に応じたGSCの機能を知っておく必要があると感じました。また、マーケターは次の最適な打ち手を取るためにGAとGSCの機能を活用していく必要があると感じました。
本著書の中にはかなり細かくGSCの活用方法から分析方法、最適化方法が記載されています。
まだ、できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践を読まれていないWEB担当者さんがいらっしゃいましたら、是非、一度、お手に取ってみてください^^
※本記事を執筆するにあたり、画像の掲載を許可してくださった村山さんありがとうございました!
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